メリーバッドエンド

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とある魔術の禁書目録22巻 感想・ネタバレ

とある魔術の禁書目録22巻の感想をあげたいと思います。


 

 

 

 

前回の内容

 

tako931.hatenablog.com

 

内容

上条当麻の活躍

 上条当麻フィアンマの戦いがはじまる。

 上条さんは、フィアンマの攻撃を『幻想殺し』で打ち消す。

 しかし、フィアンマの攻撃は完全には打ち消す事ができなかった。

 だから、上条さんフィアンマの攻撃を受け流した。

 

 フィアンマは、自身の『神の右席』の力だけではなく、インデックスの知識を使って魔術を使い始めた。

 

 そして、フィアンマは自分の目的を語る。

 それは、世界中の人間を救うだ。

 

 そして、上条さんの右腕を切り落とす。

 

 フィアンマは落ちた上条さんの右腕を『第三の腕』に取り込む。

 そうする事でフィアンマの『第三の腕』が完全な姿になる。

 そして、『第三の腕』から力が放たれる。

 

 だが、おかしな事が起きた。

 それは、右手を失った上条さんの見えない何かがフィアンマの放った力を打ち消した。

 

 上条さんは、見えない何かを抑えた。

 そして、『幻想殺し』を取り戻した。

 

 『幻想殺し』を取り戻した上条さんは、フィアンマに言う。

 おまえは本当に世界を救えるなんて自信が無いんじゃないのか?

 世界を救ってるやつに世界なんて救えるとは思えない。

 そんな奴に救われるほど俺たちの世界は弱くない。

 

 上条さんは、フィアンマの攻撃を受け止めながら応戦する。

 フィアンマは疑問に思う。

 何故、自分の攻撃を受け止められる。

 

 答えは、簡単だった。

 フィアンマの『第三の腕』は、世界中の悪意に対する力を設定していた、

 しかし、世界中の悪意はフィアンマの想定している程なかった。

 だから、『幻想殺し』で受け止められる程の力しかでなかった。

 

 追い詰められたフィアンマ

 しかし、フィアンマにはまだ手があった。

 それは、ベツレヘムの星に蓄えられる力を地上に放つことだ。

 

 そして、フィアンマは力を放つ。

 しかし、その力も一方通行に塞がれる。

 

 もう何も打つ手がないフィアンマ

 そんな、フィアンマ上条さんは、言う。

 「テメエが、そんなの方法でなけりゃ誰一人救えねえなんて思ってんなら」

 「まずは、その幻想をぶち殺す」

 

 フィアンマを倒す上条さん

 崩壊するベツレヘムの星。

 上条さんは、フィアンマだけを外に逃がす。

 

 そして、上条さんを探しに来た美琴の救援も振り切る。

 

 上条さんは、地上に戻る手段を失ってまでもしなけらばならない事があった。

 それは、ベツレヘムの星を無事に墜落させることだ。

 そして、インデックスの意識を奪っている霊装を破壊する事だ。

 

 霊装越しにインデックスが上条さんに声をかける。

 上条さんは、インデックスに今まで言えなかった一言を言う。

 「                           」

『良いよ』

『そんなの、もう、どうでも良いよ。いつものとうまが帰ってきてくれたら、何でも良いよ』

 

 上条さんは、インデックスの優しさに甘えようとはしなかった。

 ちゃんと帰ってきて謝る事を約束する。

 そして、インデックスを縛っている霊装を破壊する。

 

 上条さんは、イギリス清教の指示に従ってベツレヘムの星を破壊する。

 しかし、その途中『ガブリエル』が元の姿を維持する為に北極海の氷を使おうとする。

 『ガブリエル』が北極海の氷を使えば世界が終わる。

 

 上条さんは、それを防ごうとする。

 『幻想殺し』を使って。

 

・一方通行の活躍

 一方通行は、ボロボロになりながらも『ガブリエル』を撃破する事に成功した。

 だが、戦いの余波が打ち止めを襲っていた。

 

 風斬は、一方通行に打ち止めを助ける為の手がかりを残す。

 9月30日。

 ヒューズ・カザキリが暴れた日、打ち止めに入ったウイルスを取り除いた歌。

 そこに打ち止めを助ける方法がある。

 そして、妹達はその歌の情報をミサカネットワークに残していた。

 

 一方通行は、番外個体に歌のパラメータを探すことを促す。

 そして、羊皮紙。

 これを探れば、打ち止めを助けられるかもしれない。

 

 一方通行は、羊皮紙を分析していた。

 科学サイドの知識を全て使って分析した。

 しかし、科学だけでは分析できない。

 

 一方通行は、今まで得た知識を使った。

 そして、一方通行は自身が理解できない現象を経験していた。

 それは、エイワスの攻撃だった。

 

 

 エイワスの攻撃を使って羊皮紙を分析する。

 一方通行の本来の能力を使って。

 アクセラレータ・・・『自身が観測した現象から逆算して、限りなく本物に近い推論を導き出す』だった。

 そして、遂に打ち止めを助ける為のパラメータを手に入れる。

 

 一方通行は、歌いだす。

 彼が歌っているのは、魔術だった。

 超能力者が魔術を使うとその反動が超能力者を襲う。

 だが。

 しかし。

 一方通行は、祈りをささげるように歌う。

 

 歌は歌い終わっていた。

 そこには、血まみれになった一方通行。

 そして、意識を取り戻した打ち止め。

 

 打ち止めは、助かったのだ。

 一方通行は、打ち止めを抱きしめる。

 強く。

 二度と離さないように。

 

 一方通行の口から言葉が漏れていく。

 「・・・良かった・・・」

 

 だけど、世界は一方通行に絶望を与えてきた。

 ベツレヘムの星からのユーラシア大陸への攻撃だった。

 

 一方通行は、もう一度立ち上がる。

 打ち止めを守る為に。

 

 打ち止めは、一方通行の服を掴む。

 「ずっと一緒にいたいよ、ってミサカはお願いしてみる」

 「俺も、ずっと一緒にいたかった」

 

 一方通行は、打ち止めの指を一本一本離しながら言う。

 

 そして、一方通行から白い翼が生えてくる。

 何かを守る為の戦いに出る。

 

 ベツレヘムの星のエネルギーと一方通行のエネルギーがぶつかる。

 

 

 目が覚める一方通行。

 一方通行は、学園都市に回収されていた。 

 一方通行は、回収班の心理を利用して能力を使えるようにする。

 そして、

 「これは、交渉でも、提案でも、取引でも、懇願でも、協定でも、妥協でも、降伏でもない。」

 「凱旋だ、クソ野郎」

 

・浜面仕上の活躍

  浜面は、麦野の戦っていた。

 麦野は『体晶』を使って能力を暴走させる。

 

 能力を暴走させる麦野に苦戦する浜面。

 麦野に近づくことも逃げる事もできない浜面。

 

 しかし、いきなり麦野が倒れた。

 麦野は、『体晶』に耐えることができなかった。

 浜面に麦野を殺すチャンスが訪れた。

 浜面は考えた。

 本当にここで麦野を殺してしまっていいのか。

 暗部抗争の時、後悔したのは誰だった。

 

 そして、浜面の中で答えが出た。

 「もう、殺しあいなんてやめよう」

 

  麦野は絞り出すような声で言う。

 

 フレンダを殺し、『アイテム』をバラバラにした私を許すと言うのか

 

 「だから、お前は絹旗に死ぬほど謝って、滝壺にも頭を下げて、フレンダの墓の前で涙を流して許しを乞え。そうしたら・・・。」

 「そうしたら、俺達はもう一度『アイテム』になれる。必ずなれる。」

 

 麦野はニヤリと笑う。

 彼女は、浜面と歩むことを選ぶ。

 

 そして、学園都市の『闇』が浜面達を襲う。

 

 暗部の人間は、学園都市第二位に能力『未元物質』を利用した兵器を使って襲ってくる。

 

 浜面達は、追い詰められていく。

 そんな中、襲撃者は浜面が落としたガラスの容器を潰す。

 浜面は、その容器に入っているのは『細菌の壁』だと呟く。

 

 襲撃者は、狼狽える。

 それは、フェイクだった。

 隙が生まれた襲撃者にライフルの引き金を引く。

 

 襲撃者の二人は倒すことができた。

 しかし、もう一人は倒すことができなかった。

 

 浜面は、笑いながら言う。

 麦野はまだ、能力を使う事ができる。

 

 襲撃者は、フェイクだと判断する。

 だが、それはフェイクではなかった。

 

 「これが『アイテム』だ。地獄に落ちても忘れるな」

 

 襲撃者を退けた浜面達

 そこに第三の襲撃者が襲う。

 

 第三の襲撃者は、滝壺の回収を優先していた。

 その理由は、滝壺がレベル5の八人目の素養があったからだ。

 

 そこで浜面達は、疑問に思う。

 何故、滝壺がレベル5の素養があると分かったのか。

 

 その答えは『素養格付』だった。

 『素養格付』とは、学園都市にいる人間が最初からどこまでも素質があるか分かるファイルだった。

 

 『素養格付』の存在を知った浜面。

 浜面は、『素養格付』を使って学園都市との交渉をしようとする。

 

 襲撃者は、浜面達を襲おうとする。

 その時、ディグルブ達の救援が来た。

 襲撃者は、倒れていく。

 

 浜面は、襲撃者を拷問して『素養格付』を手に入れようとする。

 

フィアンマ

 上条さんとの戦った後、アレイスターに会いました。

 フィアンマ上条さんと戦う事で成長してました。

 

 アレイスターの顔を見て世界を救うやつの顔じゃないと思います。

 フィアンマは、上条さんが命を懸けて救った世界を踏みにじらせない為に、アレイスターと戦う。

 

 しかし、敗北する。

 フィアンマは、オッレウスに助けられる。

 

感想

 一方通行かっこいいいい。

 上条さんと戦う事で精神的に成長しましたね。

 守る為の戦いを知った一方通行。

 良いですね。

 今後が楽しみですよ。

 

 浜面も成長しましたね。

 上条さんと出会ったことはただのチンピラだったのに

 今はもう立派なヒーローですよ。

 

 好きな女を守るだけではなく、その周りの世界を守る為に戦う。

 スキルアウトだったころから大きく成長しました。

 

上条さんもインデックスに言えなかった一言を言えましたね。

その一言は二人だけの物なんですよ。

そこがまたいいんですよね。

 

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