メリーバッドエンド

食べ物の事や読んだ本についての感想を書いたりしてます。

リコリス・リコイル Recovery days 感想・ネタバレ

こんにちは、トマトです。

今回は『リコリス・リコイル Recovery days』の感想をあげたいと思います。

 

©アサウラ (著), いみぎむる (イラスト), Spider Lily (企画・原案, 監修©

あらすじ

大人気アニメ『リコリス・リコイル』新ノベルシリーズ始動!

「それじゃ喫茶リコリコ、出撃だ!」
リコリス――花の名前にして、日本の平和を守るエージェントの少女たち、だけど昼の顔は、喫茶店の看板娘!
喫茶リコリコを舞台に、TVアニメシリーズ『リコリス・リコイル』では描かれなかった錦木千束や井ノ上たきなたちのちょっぴりスリリングな非日常の物語。
二人に舞い込む依頼と迫る上映時間!? 常連客のピンチに漫画のモデルだってこなしちゃう! さらに人知れず街の平和を守るフキとサクラの日常だって!
そして、熱に浮かされたたきなが目覚めるとそこは殺人鬼が潜む森のロッジ!?
やっぱり一筋縄では終わらない慌ただしくも賑やかな日常を原案者自らが書き下ろす、新ノベルシリーズ第2弾!

 

感想

よかったよぉぉぉぉぉ。

 

リコリコは安定して面白いですよ。

 

千束やたきな、クルミたちのやり取りを見れて最高でしたよ。

もうね、アニメを見ている感じでしたよ。

 

千束の楽しそうな声が聞こえてきそうでしたよ。

 

そして、一番良かったのが食事シーンでしたよ。

めちゃくちゃ美味しそうな描写があるんですよね。

 

本当に食べているような錯覚になるんですよね。

読んでいてお腹が空いてくるんですよね。

 

千束やたきな達の物語だけではありません。いませんでした

 

この二人の活躍はアニメではあまり描かれていませんでした。

それが小説では描かれているんですよね。

 

フキは優秀でしたよ。

さすがファーストリコリスでしたよ。

他のメンバーと比べて良い行動をしましたよ。

 

それにサクラ。

フキと比べて危うい場面もありましたけど、セカンドリコリスになれる実力があるんですよね。

それが見れて良かったですよ。

 

やっぱりリコリス・リコイルは面白いですよね。

続編が楽しみですよ。

 

 

スパイ教室短編集5巻 感想・ネタバレ

こんにちは、トマトです。

今回は『スパイ教室短編集5巻』の感想をあげたいと思います。

 

いやあ、まさかのクラウスの過去のエピソードでしたよ。

 

クラウスが『焔』に加入した理由。

クラウスが教え方が下手糞な理由。

 

色々と分かる短編集でしたよ。

 

クラウスだけじゃありませんよ。

なんと、『焔』の面々も見れるんですよ。

 

今まで描写が少なかった『焔』。

そんな『焔』の活躍を見れるなんて思いもしませんでしたよ。

 

特に好きなのが『煽惑』のハイジですよ。

恐ろしい能力を持っているなんて思いませんでしたよ。

©竹町 (著), トマリ (イラスト)

あらすじ

プロローグ『炬光』

①『炬光』のギードは、ディン共和国首都近郊の街にいた。目的は『塵の王』と呼ばれいる少年。ギードは、『塵の王』と戦う。『塵の王』の実力を認めたギードは、『塵の王』を『焔』に加入する。『塵の王』は、クラウスと呼ばれるようになる。

 

1章 『燎火』表 Ⅰ

②クラウスは、『陽炎パレス』で過ごす事になった。しかし、クラウスは『陽炎パレス』の生活に対応できてなかった。

③『煽惑』のハイジは、フェロニカから伝言をギードに伝える。その内容は、クラウスを任務に連れていくことだった。任務の内容は、ギャングの殲滅だった。

④クラウスは、一人で30人余りいたギャングを殲滅した。ギードは、クラウスを一人で帰らせて、残った仕事をする。

⑤『癘魔』は、9歳の少女の人殺しを命令する。しかし、少女は人を殺すことができなかった。

⑥クラウスは、『癘魔』に襲われる。『癘魔』によってクラウスが殺されかける。ギードがクラウスを助ける。

⑦クラウスは、今回の任務を終えて『焔』のメンバーとして認められる。

 

2章 『燎火』表 Ⅱ

⑧クラウスが『焔』に加入してから1年、クラウスはギードに鍛えてもらっていた。フェロニカは、クラウスに『死なない技術』が足りない事を指摘する。そんなクラウスに『炮烙』のゲルデが『死なない技術』を教える事になる。

⑨ゲルデは、クラウスに『死なない技術』を教える一貫でゾーム・ミュラー議員を調べる事になった。

⑩ゾームがいる工場に潜入したクラウス達。ゾームと緊密な関係にある工場の主ラドンをマークする。ラドンの仕事仲間に合衆国のスパイがいた。クラウスは、スパイを襲撃する。

⑪スパイを倒したクラウスとゲルデ。ゲルデは、クラウスの軽率な行動を叱る。そして、クラウスを置き去りにする。そして、ゲルデはミュラー接触する。

⑫クラウスは、工場で働いている人と話す。クラウスは、話を聞くたびにもっと話を聞きたいと思うようになる。しかし、クラウスはラドンが襲撃されて事を察知する。

ラドンを襲撃した男とクラウスは、戦う。襲撃者は、優勢だった。クラウスの虚をついた一撃が勝敗を決める。

⑭クラウスは今回の一件で『焔』のこと、スパイのことが分かり始めた。

 

3章 『燎火』表 Ⅲ

⑮フェロニカがパーティをしようとする。その食事の準備をするようにハイジに命令されるクラウス。

⑯クラウスは、ルーカスと出会う。ルーカスは、パーティの軍資金をカジノで増やそうとするが、有り金全部すってしまう。お金を用意する為にピュマル王国に行く。

⑰ピュマル王国での仕事は、ビュマル王国のスパイと連携してクーデターの阻止をすることだった。クラウスとヴィレが一緒に行動をする事になった。

⑱ヴィレの活躍でクーデターの情報を手に入れる。ビュマル王国は、クーデターを実行しようとしている人を殲滅することで、クーデターをおさめようとする。

⑲ルーカスは、ビュマル王国に報告していないクーデターの活動家に接触していた。活動家は、ルーカスのアドバイスでクーデターを起こしていた。そして、クーデター犯がクラウスとヴィレが倒していた。

⑳ルーカスは、クーデターを中途半端な形で終わらせることを狙っていた。その結果、ビュマル王国の国王が政治から撤退した。

㉑今回の一件でクラウスの事を気にいったルーカス達は、マルニョース島で鍛える事になった。

 

4章 『燎火』表 Ⅳ

㉒クラウスは、ハイジと一緒に龍沖に行くことになった。今回の任務は、極東諸国の軍人が政権奪取の動向を掴むことだった。

㉓龍沖でCIMのネイサンと接触する。クラウスとネイサンは戦い始める。ネイサンは強くクラウスを圧倒していた。ハイジが二人の戦いを止める。

㉔ネイサンは、クラウス達からフェロニカの状態を聞き出そうとする。ハイジは、自身の能力を使ってネイサンに対抗する。しかし、ハイジの能力に身体が蝕まれていた。クラウスは、ハイジの身体を気遣ってネイサンにフェロニカの状態を告げる。

㉕今回の一件でハイジはクラウスの事を認める。

 

第5章 『焔』より愛をこめて

㉖ギードは『暁闇計画』の阻止をする為に『蛇』に加入していた。そして、ギードは『焔』を差し出す。

㉗クラウスは、再びビュマル王国に行く。極右結社『K93』の拠点がある離島『氷露庭園』に侵入する。そこで、国籍不明のスパイ『桜華』と接触する。

㉘『氷露庭園』に『蛇』の『銀蝉』がウイルスをばらまく。クラウス達は、感染する。

㉙クラウスがウイルスに感染してから数十時間後。クラウスは、アタッシュケースを見つける。そこには、ハイジの髪の毛と「汝は清く生きたものーーー『煽惑』のハイジ」と書かれた紙があった。全てを悟ったクラウスは、覚悟を決める。

㉚クラウスは、『焔』の面々に教えてもたった技術で『銀蝉』を倒す。

㉛クラウスは、陽炎パレスに戻る。そこには『焔』のメンバーの死体があった。『焔』を殺した人間に復讐するために、『灯』を結成する。

 

感想

いや~。

想像以上に面白かったですよ。

 

今まで描写が少なかった『焔』のメンバーの活躍を見る事ができましたよ。

分かっていたけど、『焔』のメンバー強すぎですよ。

 

圧倒的な戦闘能力を持つギード。

不死身の二つ名を持つゲルデ。

天才双子のルーカスとヴィレ。

音楽で人を支配するハイジ。

そんなメンバーをまとめるフェロニカ。

 

こんな化け物だらけの面子に鍛えられたクラウスももちろん化け物でしたよ。

 

小さい頃から軍人相手に食料を奪っていたクラウス。

それをギードが認めて『焔』に誘うんですよね。

 

そこからクラウスは、『焔』のメンバーに鍛えられるんですよね。

 

戦闘技術は、ギードとゲルデから学んだんですよ。

 

そして、クラウスと言えば

「極上だ」

「このお遊びには、いつまで付き合えばいい?」

 

この言い回しを口にしてた人物も『焔』にいたんですよ。

それがルーカスとヴィレですよ。

 

クラウスの口癖は、『焔』の先輩メンバーによるものだったんですね。

 

それに『焔』が『灯』のメンバーに関わっているのも分かりましたよ。

 

ジビア達を助けたのは、クラウスとギード。それにヴィレ。

グレーテの父親と接触していたのはゲルデ。

 

それに、『鳳』のメンバーもいたんですよね。

クラウスと戦っていましたよ。

なんとクノーですよ。

 

出会った当初は、クラウスとクノーで体格差があってクノーが優勢だったんですよね。

クラウスがクノーの隙をついてなんとか勝てたんですけど、クノーは本当に強かったですよ。

 

 

 

 

赤点魔女に異世界最強の個別指導を!2巻 感想・ネタバレ

こんにちは、トマトです。

今回は『赤点魔女に異世界最強の個別指導を!2巻』の感想をあげたいと思います。

鎌池 和馬 (著), あろあ (イラスト)

あらすじ

川遊びにバーベキュー、受験生ヴィオシアの夏は大忙し!?

夏、それは受験生の合否を分ける大切な時期。召喚禁域魔法学校マレフィキウム合格を目指すヴィオシアも、来る『初夏予備校合同課外授業』に向けて余念がない――はずなのだが……。
「遠足お泊りひゃっほーッ! 昼は川で水遊び、夜はキャンプ飯。もう机とはおさらばなの!!」
林間学校で向かう彩灼の森の奥にある『女神の泉』には魔女のホウキ、フォーミュラブルームの能力を底上げすることができる力があると言われている。志望校合格のためにホウキの強化は必要不可欠、と家庭教師の妙想は考えている。泉を目指すヴィオシアたちだが、そこに大昔に絶滅したといわれているエルフの影が!?

 

感想

うん。

最高でしたよ。

 

浪人生を中心とした事件が多発しましたよ。

それに、エルフ。

 

1巻でも軽くエルフに触れていましたけど、こんなにもすぐに出るとは思いもしませんでしたよ。

 

ここで内容を振り返っていきたいと思います。

エピソード1 魔女とお金の錬金術

①妙想は、ヴィオシアとドロテアの勉強を見ていた。ヴィオシアは、キャラウェイ・Cs予備校の『初夏予備校合同課外授業』を楽しみにしていた。しかし、ヴィオシアは『初夏予備校合同課外授業』に行くには、金銭面と学力面で問題があった。

②妙想は、薄暗い料理店でメレーエの母親と独学で『天井突破』の一角であるソルベティと食事をしていた。

③翌日、予備校でホウキに乗った実習があった。メレーエは、トップの成績を取る。しかし、ヴィオシアもメレーエを超えるホウキの乗り方をする。ヴィオシアとメレーエに刺激されて普段は消極的なドロテアまでが前のめりになっていた。

④妙想は、ロズリニカと出会う。ロズリニカは、不法占拠街の子どもだった。不法占拠街の皆は、ロズリニカがマレフィキウムに受験できるようにお金を集めていた。

⑤不法占拠街でアーバミニは、妙想に神殿学都できな臭い動きがあると警告する。

⑥ロズリニカは、スパニッシュフライ免罪金庫のレーヨンを疑っていた。何故お金をばらまくのか。そこで、スパニッシュフライ金庫に忍び込む。そこにいたヴィオシアと一緒に。

⑦ロズリニカは、スパニッシュフライ金庫が詐欺グループだと知る。スパニッシュフライ金庫の正体を知ったロズリニカをレーヨンは、殺そうとする。

⑧ロズリニカのピンチに妙想が助けに来る。

 

エピソード2 サマーソルスティス

ヴィオシア達は、『初夏予備校合同課外授業』の開催地・彩灼の森にいた。ヴィオシアは、夕食を探している時にエルフだと思われる生物を見つける。

⑩妙想とシャンツェは、彩灼の森に違和感を感じていた。森には、トラバサミがあった。彩灼の森が安全という前提が崩れていた。

 

エピソード3 食べる魔女

⑪翌日、『女神の泉』でフォーミュラブルームを進化させる儀式があった。ヴィオシアが最初に呪文を唱えるが何も起きない。他の人間やフォーミュラブルームを使うが何も起きない。『女神の泉』には、八つの巨石の一つが無くなっていた。

⑫空き時間ができたヴィオシアは、エルフをらしきものを見かけてそれを追う。どこかに行ったヴィオシアを追跡するメレーエとドロテア。

⑬エルフに追いついたヴィオシア。彼女は小屋を見つける。そこには、『女神の泉』にあった巨石があった。小屋には、エルフ・フレイニルと魔女・エリナルバがいた。

⑭エリナルバは、絶滅寸前のエルフを残酷な方法で数を増やそうとしていた。フレイニルを助ける為にヴィオシアが動く。ヴィオシアだけではなくメレーエとドロテアもフレイニルを助けようとする。

ヴィオシア達に妨害されたエリナルバは、暴走して魔王スノッリになる。魔王スノッリを妙想が倒す。

⑯フレイニルを助け出したヴィオシア達。ヴィオシアは、フレイニルを下宿先に連れて帰る。

 

エピソード4 空戦の新たな夜明け

⑰女神は、妙想矢頃を注視していた。女神は、妙想が持っている力『異界解錠』に注目していた。

⑱予備校でヴィオシア達は、実技の授業を受ける。ヴィオシア達3人が一緒のポイントを取り合うレースになる。ヴィオシアとメレーエが争っている間にドロテアが着実にポイントを取る。そして、ドロテアが勝つ。

⑲日曜日、フリーマーケットヴィオシア達は、参考書を探す。ヴィオシア達は、欲しい本を買っていく。

⑳町中を使い魔・ドラカが覆う。ドラカは、魔女に特攻していく。自ら命を落としていくドラカをヴィオシアは、助けようとする。ドロテアは、ドラカを助ける為に囮になる。

㉑妙想の目の前に今回の事件の犯人・フランベルクが現れる。フランベルクのやり方に納得がいかなかった妙想は、フランベルクと戦う。

㉒ドラカから逃げきれずにドロテアのフォーミュラブルームが半壊してしまう。

ヴィオシア達は、ドラカを止める。

㉔妙想は、フランベルクを倒す。

㉕妙想は、壊れたドロテアのフォーミュラブルームを治す。

 

エピローグ それぞれの階段

ヴィオシア達は、自分達の上がった成績に一喜一憂する。

㉗マレフィキウムの生徒会は、フランベルクの起こした事件をまとめていた。

 

うん。

設定にあった事件を思いつきますよ。

 

受験生が多数を占める街の事件に起こりうる事件でしたよ。

 

1件目は、浪人生をターゲットにした闇金でしたよ。

受験するのにもお金が必要。でも、お金がない受験生がいた。

そんな受験生を狙ったのがスパニッシュフライ金庫でした。

 

それもよく考えられているんですよね。

浪人した回数によってどのようにお金を貸すのか練られているんですよね。

 

それに、受験が成功しないように受験を妨害する魔法を使うんですよね。

いくら勉強をしても身にならないようにする護符を配っていた。

 

5浪したら強制的に労働をさせてお金を取っていく。

 

くそみたいな闇金ですね。

 

不法占拠街からマレフィキウムを受験しようとしているロズリニカも被害に遭いました。

ロズリニカは、スパニッシュフライ金庫のレーヨンが怪しいと思い調べる。その結果、レーヨンが詐欺グループの一員だと知る。

そして、レーヨンがロズリニカを口封じで殺そうとする。

 

レーヨンは、ロズリニカを罵倒する。

お金が無い奴が成功なんてするわけがない。

 

それにロズリニカは、男だった。

男は、魔法が使えない。

だから、マレフィキウムを受験する事ができない。

 

絶望するロズリニカを助けたのが妙想でした。

まあ、レーヨンはあっけなく倒されました。

 

ロズリニカは、男なのに魔法を使える妙想を疑問に思っていました。

ホウキもないのいに。

男なのに。

 

魔法を使えるのか。

 

妙想は、当たり前の口調で答えるんですよね。ロズリニカの疑問に。

 

「普通に使えますけど?」

 

これは、ロズリニカとって救いの一言ですよね。

 

ロズリニカも魔法が使えるようになって欲しいですよね。

 

次が『初夏予備校合同課外授業』起きた事件ですよ。

 

『初夏予備校合同課外授業』の会場である彩灼の森。

安全という前提が崩れているんですよね。

トラバサミがあるんですよね。

 

それに、ヴィオシアが見つけたエルフ。

 

謎だらけでしたよ。

 

そして『女神の泉』で起きた事件。

フォーミュラブルームのパワーアップさせる儀式。

 

まずはじめにヴィオシアがフォーミュラブルームをパワーアップしようとするが、何も起きなかった。

 

そして『女神の泉』あるはずの石像がない。

 

そんなわけで暇になったヴィオシアは、エルフを探し始める。

エルフがいたのは、彩灼の森にある小屋だった。

 

小屋にはエルフのフレイニルと魔女のエリナルバがいた。

そして『女神の泉』にあるはずの石像があった。

 

エリナルバは、絶滅寸前のエルフを救う為に行動していた。

その方法が残酷なんですよね。

 

フレイニルの身体を何度も切り裂いて、全ての断面からフレイニルが湧いて出てくる。

そんな魔法を使おうするんですよね。

 

えぐすぎるよ。

生きたまま何度も何度も切り刻むんですよ。

常人の発想じゃないですよ。

 

エリナルバは、ヴィオシアもエルフの数を増やす為の犠牲にしようとする。

ヴィオシアを助ける為にメレーエとドロテアが出てくるんですよね。

 

まじで熱かった。

メレーエだけじゃなくてドロテアまで来たのが本当に最高でしたよ。

だって、ドロテアは消極的な女の子なんですよ。

それが、ヴィオシアを、フレイニルを助ける為に堂々とした表情で助けにくるんですよね。

 

エリナルバが魔王化しようとした瞬間にヴィオシアがとった行動も熱かったんですよね。

 

ヴィオシアがとっさに先生の真似をするんですよね。

フレイニルを自分の後ろに下げる。

 

ヴィオシアが本当に妙想の事を慕ってくるんですよね。

勉強が苦手で妙想の頭を悩ましているヴィオシアですが、妙想の信念とかがヴィオシアに受け継がれていて良かったですよ。

 

魔王化したエリナルバは、妙想が倒して一段落しました。

 

『女神の泉』に石像を戻してフォーミュラブルームのパワーアップをする。

なぜかヴィオシアのフォーミュラブルームだけパワーアップしない。

 

謎だらけなんですよね。ヴィオシアのフォーミュラブルーム。

 

最後の事件がかなり見ごたえがありましたよ。

これは、アニメで見たいですよ。

 

魔女に特攻する使い魔・ドラカ。

魔女を倒すだけに何十何億もののドラカが犠牲になるのが許せなかったヴィオシア。

彼女は、ドラカを助けようとするんですよね。

 

1巻のモロクの時もそうですけど、ヴィオシアって生き物がどんな命の形であっても助けようとする優しい子なんですよね。

 

ヴィオシアが助けると決めたなら彼女の友達であるメレーエとドロテアも助けようと決めるのが熱いですよね。

 

ドラカを助ける為の時間稼ぎとしてドロテアが囮になるんですよね。

ドロテアの初登場時は、自身がなくておどおどした少女だったんですよ。それが今友達の為なら囮にもなれるように成長したんですよね。

 

囮になっている時にドロテアのフォーミュラブルームが壊れるんですよね。

ドロテアのフォーミュラブルーム=リュケイオンを見捨てたらドロテアがドラカから逃げる事ができる。

 

でも、それをドロテアはしない。

フォーミュラブルーム=リュケイオンを見捨てる事ができないんですよね。

 

妙想は、ドラカを操っていた魔女・フランベルク・ウィルドと相対していた。

フランベルクも妙想と同じでマレフィキウムに生徒を送りだした家庭教師だった。

 

フランベルクが送りだした生徒がマレフィキウムで事故にあった。

そんな不幸な生徒をマレフィキウムに送り出さないようにマレフィキウムの合格を諦めるようにしていた。

 

フランベルクの事を信頼してくれた生徒を勝手に見限って、不合格のレールに乗せることが幸せだと考えれているフランベルクに納得がいかない妙想は、フランベルクと戦う事になる。

 

妙想はフランベルクの悪事を止める為に最短で簡易な方法があるはずなのに、遠回りな方法をしたんですよ。

 

妙想はフランベルクのやり方は気に入らなかったが、フランベルクの信念は認めていたんですよ。

 

利益度外視で教え子を守るフランベルクの事は、認めていたんですよね。

 

そうなんですよね。

フランベルクのやり方は間違っていたけど、教え子を助けようとする気持ちは本物だったんですよね。

 

それを悟った妙想は、フランベルクがやり直せるような倒し方をしたんですよね。

 

壊れてしまったドロテアのフォーミュラブルーム=リュケイオンを妙想は、いともたやすく治すんですよね。

 

妙想がいれば何でも解決してくれるという安心感がありますよね。

 

今後もどんな活躍をするのか楽しみですよ。

 

 

 

 

 

 

ソードアートオンライン21巻 感想・ネタバレ

こんにちは、トマトです。

今回は『ソードアートオンライン21巻』の感想をあげたいと思います。

©川原 礫 (著), abec (イラスト)

あらすじ

サバイバルMMO《ユナイタル・リング》にキリトとアスナ、アリスが挑む!

キリトとアスナが《アンダーワールド》から帰還して1カ月。二人の傍らには、現実世界で実体を得たアリスの姿があった。しかしその平穏は突如破られる。
「…………レベル1…………」
「わたしもレベル1になってる!」
3人が突如巻き込まれた謎のゲーム、《ユナイタル・リング》。それは《ザ・シード》プログラムで構築された全てのVRMMOが融合した《サバイバルMMO》だった。キリトは開幕早々、愛用の装備をすべて失い、パンツ一枚を残すだけとなってしまう。絶体絶命の過酷な状況下、謎に包まれた《VRMMOSVG》に、キリトが挑む――!

 

感想

謎のVRMMO『ユナイタル・リング』。

 

今までは、既存のゲームを遊んでいたキリト達。

しかし、今回は違いましたよ。

 

『ユナイタル・リング』は、誰もが経験したことのないゲーム。

誰もが手探りでゲームを進めていくんですよ。

 

これが新鮮でいいんですよね。

キリト達と一緒の目線で『ユナイタル・リング』を楽しむことができたんですよね。

 

そして、シリカリズベット。それに、ユイちゃん。

シリカについての掘り下げがあまりなかったので、21巻で掘り下げられて良かったですよ。

 

ユイちゃんのポジションが変わりましたよ。

今までは、優秀すぎるナビゲーションだったんですが、今回はキリト達と同じでプレイヤーとして登場するんですよ。

 

そんな中でもユイちゃんは、大活躍しましたよ。

『ユナイタル・リング』のNPCのパシン族とコミュニケーションを取るんですよね。

パシン族の言語は、ノイズがかかっている。だから、シリカ達の耳にはなんて言っているか分からないんですよね。

でも、ユイちゃんはシリカ達がパシン族と話している時にパシン族の言葉を理解してしまうんですよね。

 

流石、高度のAIのユイちゃんですよ。

 

それにしても、『ユナイタル・リング』が作ったんですかね。

気になりますよ。

 

 

 

ソードアートオンライン20巻 感想・ネタバレ

こんにちは、トマトです。

今回は『ソードアートオンライン20巻』感想をあげたいと思います。

©

あらすじ

劇場版アニメも大好評! SAO最新刊!!

山ゴブリン族オロイによる、人界人ヤゼンの殺害。《禁忌目録》と《力の掟》によって縛られたアンダーワールドの住人には、決して起こすことのできない事件が発生した。
真相を探るキリトは、暗黒界軍の総司令官イスカーンの助力を得るも、すんでのところで犯人とおぼしき《黒ローブの男》に逃げられてしまう。
調査が難航する中、アスナは殺害現場である宿屋で《過去覗術》の詠唱を試す。すると意外な映像が浮かび上がり……。 そして、整合騎士見習いのロニエとティーゼに《真犯人》の毒牙が迫る――!
《ムーン・クレイドル》編、完結!

 

感想

よくも、まあ、こんな仕組みを考えつきますよね。

圏内事件の時もそうでしたけど、システムを利用した事件を起こすのが上手いですよね。

 

禁忌を犯す事ができないアンダーワールド内で起きた殺人事件。

元大貴族だった犯人が、貴族裁決権を行使して殺人を犯したとキリトは、考察します。

 

ああ、これは出てこなかったよね。

冷静に考えれば、殺人を犯すには身分が上の人が下の人を殺すしかないんですよね。

 

そして、ティーゼ。

切なすぎるよ。

 

 

死んだユージオへの思いが辛いんですよね。

ユージオの幽霊がいるかもしれないと思って廃墟に向かいました。

 

廃墟にいたのは、4帝国の内乱でロニエとティーゼが殺したクルーガー皇帝だった。

クルーガーがミニオンをロニエとティーゼに戦わせる。

 

このミニオンが厄介なんですよね。

クルーガーが捕らえたゴブリンにミニオンを纏わせるんですよね。

 

ロニエとティーゼは、ミニオンに攻撃しようとする。

でも、二人はミニオンに攻撃できない。

 

禁忌目録で他人を傷つけることができない二人。

ミニオンに操られているゴブリンを攻撃しようとすると右目の封印によって自由に動くことができない。

 

これもよく考えついたなあ、と思いましたよ。

 

事件も解決した二人は、下位整合騎士になりました。

その時、ティーゼはユージオが使っていた青薔薇の剣を貰います。

これでティーゼが前に進めるといいですよね。

 

ソードアートオンライン19巻 感想・ネタバレ

こんにちは、トマトです。

今回は『ソードアートオンライン19巻』の感想をあげたいと思います。

©川原 礫 (著), abec (イラスト)©

あらすじ

《アリシゼーション編》を完全補完するエピソード!

アンダーワールドは、三百年に及ぶ争乱の果てに、ついに一つになった。どこからともなく現れた、たった一人の《ベクタの迷い子》が暗黒の神を倒し、この世界に平和をもたらしたのだ。しかし、そんな人界の中枢、白亜の塔《セントラル・カセドラル》にて──。《整合騎士見習い》へと昇進したロニエ・アラベルは、人界の最高意志決定者《代表剣士》キリトから、衝撃的な言葉を耳にする。
「──いずれもう一度戦争が起きる」
《大戦》のその後を描いた《アリシゼーション編》最後を飾るエピソード!

 

感想

ロニエファンには、オススメの一冊ですよ。

ロニエの視点でストーリーが進むんですよね。

 

恋する乙女のロニエの描写にニヤニヤさせられましたよ。

キリトの一挙一側に胸をドキドキさせるロニエ。

でも、アスナがいるからキリトに対して積極的になれないロニエ。

 

そんなロニエが可愛いんですよね。

 

内容は、めちゃくちゃぼのぼのしてましたよ。

 

キリトがアンダーワールド内に色んなものを発明する。

アンダーワールド内で起きた事件の調査の為にダークテリトリーに向かう。

ダークテリトリーのトップであるイスカ―ンとシェータに出会う。

イスカ―ンとシェータの娘の拉致事件の解決。

 

後半は、事件が起きてしまいましたが、前半はぼのぼのしてましたよ。

 

キリトは、アンダーワールド内でも何か新しいものを開発しているんですよ。それを見ているアスナ

二人は、アンダーワールド内でもいつも通りでしたよ。

 

そんなキリトと一緒にいたいと願うロニエ。

 

キリトは、どこにいても三角関係を作りますよね。

 

ティーゼも恋愛で悩んでいましたよ。

大戦で出会ったレンリとの関係に悩んでいましたよ。

 

ティーゼの中には、いつもユージオがいました。

ユージオの事でレンリとの関係に悩んでいましたね。

 

ティーゼがどんな答えを出すか楽しみですよ。

 

勇者症候群3巻 感想・ネタバレ

こんにちは、トマトです。

今回は『勇者症候群3巻』の感想をあげたいと思います。

©彩月 レイ (著), りいちゅ (イラスト), 劇団イヌカレー(泥犬) (デザイン)

あらすじ

世界に仇なす《勇者》を救え。

カグヤが意識を失ってから一週間が経った。《勇者》の内部に精神を囚われ昏睡状態のカグヤ、そして研究長の訃報。混迷するカローンの前に《勇者》は再び現れる。
「……元に戻っただけだ」
そう言い聞かせるように戦いへ身を置くアズマたち。だが、カグヤが示した“救い”を今更忘れることなどもう出来ない。
《勇者》と『勇者』。殲滅軍の内と外。彼らはどこから来たのか。なぜ戦わなければならないのか――終わりなき戦火の果てに逆転する世界。
全てを知った少年は再び“勇者”になることを決意する!

 

感想

勇者症候群が完結しましたよ。

 

うん。

勇者症候群は、1巻を読んでめちゃくちゃ面白い作品だと思いましたよ。

でも、こんなに早く完結するとは思いませんでしたよ。

 

世界観は、良かったんですけど、ストーリー展開が物足りなかったですよ。

 

2巻までは面白かったんですよ。

でも、3巻。

色々な設定がある感じだったんですけど、3巻で急にまとめに入ったんですよ。

だから、最後は駆け足になったのが残念でしたよ。

 

カローンの武器・クロノスの設定。

殲滅軍の設定。

 

面白そうな設定だったのにそれを活かせている感じがしませんでしたよ。

それが何故かと考えた時にストーリーがカローンとカグヤがいた研究所だけで終わっていたところなんですよね。

カローンと研究所以外の描写が無いんですよね。

 

特に大人の存在。

ここが不透明すぎたんですよね。

色々企んでいるのは、分かったが描写がないのでよく分からないという印象なんですよね。

 

カローンと大人のやり取りがあれば、より面白くなった思いますよ。

 

2巻で研究所の所長を殺した存在も意味心に描かれていたんですけど、3巻ではあっさり描写されていたんですよね。

身内に敵がいるんじゃないかと思ったら、名もない手下Aみたいなやつだったんですよね。

あっと驚く人物かと思いきやただの名もなきキャラだとは思いませんでしたよ。

 

勇者症候群は1巻が良かっただけに、2巻以降のストーリー展開に物足りなさが残念でしたね。

 

彩月レイ先生の文章は好きなので、新作がでるなら読んでみたいですね。