とある魔術の禁書目録16巻の感想をあげたいと思います。
|
前回の内容
内容
序章 指導者としての立ち位置
ローマ教皇は、鮮烈な思い出がある。
それは、イギリス清教との会合で、ロンドンに行った時である。
ローマ教皇がイギリス清教の教皇がいる宮殿を通りかかった時に聞こえた会話。
礼儀作法で言えば赤点と評価されるし、身分や階級を考えればありえない会話の応酬だった。
しかし、そこには笑顔しかなかった。ローマ教皇は、羨ましく感じていた。
第一章 平穏から破滅へ続く道筋
1
上条さん達は、昼飯を買いに外に出ようとする。
そんな上条さん達を追いかけるゴリラ教師。
2
五和は、上条さんの高校の近くにいた。
目的は、上条さんの護衛だ。
イギリス清教に一通の手紙が来ていた。
後方のアックアからだった。
内容は、上条さんの暗殺だ。
五和がこれから頑張ろうと気合を入れている時に上条当麻がゴリラのような大男に追いかけられているのを見かける。
3
放課後、上条さんは五和から狙われている事を教えてもらう。
4
天草式は、上条さんと五和をくっつかせようとチャチャを入れる。
5
御坂美琴は、悩んでいた。
上条当麻の記憶喪失は、いつから起きたものなのか。
誰かに相談するべきなのか。
御坂美琴は、悩んでいた。
そして、美琴は上条さんがサッカーボールで頭を打ち五和の胸にもたれかかっているところを。
6
美琴に追われた上条さんはやっとの思いで家に帰る。
家で待っていたのは、インデックスだった。
インデックスは、五和が上条さんと一緒にいる事に疑問に思っていた。
上条さんは、五和が自分の護衛に来たことをごまかした。
7
インデックスが、風呂場を壊す。
上条さん達は、第二二学区にある銭湯に行く。
8
インデックス達は、美琴に会う。
美琴は、インデックス達が上条さんの記憶喪失について知っているんだろうかと考えている時にのぼせてしまう。
9
上条さんと五和は雑談する。
10
建宮は、考える。
何故上条当麻が狙われているのか。
そして、違和感を感じる。
周りに誰もいないことに。
11
上条さんと天草式を倒したアックアが交戦する。
しかし、勝負にならなかった。
上条さん達は、追い詰められていく。
「右腕だ」
アックアは、上条さんの右腕を要求する。
右腕さえあれ命までは奪わない。
12
五和は、目を覚ます。
目の前には、ボロボロになった上条さんがいた。
五和は、上条さんに回復魔術をかける。
しかし、『幻想殺し』で消されてしまう。
それでも、上条さんは立つ。
「ありがとう、五和」
アックアの攻撃が上条に直撃する。
そして、アックアは一日を待つように言う。
行間 一
アックアの戦歴を語る老人。
その戦歴とは、ロシア正教の一派を瞬殺したことだ。
第二章 敗北から立ち上がる者達
1
上条さんは、一命をとりとめる。
天草式は、戦意を喪失していた。
五和は、落ち込んでいた。
上条さんを守ることができなかったあからである。
建宮は、五和に発破をかける。
「だったら戦え。お前さんが最高にいい女である事を証明して、こんなやつのために命を張って良かったって思わせてやれ。謝るにしても、笑うにしても、そいつは命がなくちゃいけない事なのよな。事前に懺悔をしたくなけりゃ、俺達は戦うしかねえのよ。」
2
3
シェリーは、アックアがイギリスにいた時に作ららせた紋章を分析する。
4
天草式は、アックア戦の準備する。
イギリス清教からアックアの情報を得る。
アックアは、様々なところで傭兵をしていた。
一時期は、イギリスでも傭兵をしていた。
魔法名は『Flere210』である。
5
準備をした天草式がアックアの前に現れる。
アックアと天草式の戦いがはじまる。
6
天草式は、連携を駆使してアックアに対抗する。
7
アックアは、『神の右席』が使えるはずのない普通の水の魔術を使って反撃する。
8
アックアの攻撃に耐える五和。
天草式は、アックアに一瞬のスキを作る。
その隙をついて五和が『聖人崩し』を発動させる。
アックアがはじめて天草式の攻撃を回避する。
アックアの猛反撃に追い詰められる天草式。
とどめを刺そうとするアックアの手が止まる。
9
アックアは、神裂が現れたことで手を止めた。
そして、神裂とアックアの戦いがはじまる。
行間 二
オルレアン騎士団がとある少年に絶望を与えた。
少年の知り合いに少女を誘拐したのだ。
少年が最後に聞いたのは『信じている』との言葉だ。
「それで、貴様はそこで這いつくばって、全てをあきらめる気かね。」
フリーの傭兵が言った。
しかし、少年は立ち上がることができない。
「敵は強大であり、そしてその目的に対する実行力を鑑みれば、彼女がこれから迎える運命は明白である。ならば、貴様がここで考えるべきはただ一つである。」
「あれだけの絶望的な状況で、それでも彼女は貴様を『信じている』と言った事である。」
少年は立ち上がる。
「行こう」
「脅える時は、もう終わりだ。」
第三章 桁の違う怪物達の死闘
1
聖人通しの戦い。
神裂は、怒っていた。
聖人として力を持つ人間が、ただの高校生に手を出す事に。
2
目を覚ます上条当麻。
目に前にインデックスがいた。
心の底から心配してくれるインデックスに対して悪いと思いながらも上条さんは、アックアの戦いに向かう。
3
アックアの圧倒的な力の前に追い詰められる神裂。
アックアの力の秘密を考える。
しかし、答えはでない。
それでも、神裂は戦う。
上条当麻を守る為に。
4
聖人と聖人の戦いを見守る天草式。
行間 三
アックアは、政治的な理由で捨て駒にされた第三王女を守る為に傭兵という立場を利用して戦う。
第四章 誰が誰を守られるか
1
御坂美琴は、夜道を歩いていた。
歩いている時にボロボロになっている上条当麻を見つける。
美琴は、上条当麻がまた何かに巻き込まれている事を察する。
上条さんが、何故美琴が自分の腕を掴んでいるのか分かってない様子だった。
上条さんは、自分自身がピンチになっている時に誰も助ける事がない。それが当たり前に思っているのが当然だと思っている事に頭にきた。
「アンタが記憶喪失だって事ぐらい、私は知っているわよ!」
美琴は、自分だって戦えると告げる。
アンタは病院に行けと。
しかし、上条当麻は戦う事を止めない。
「俺は行く。誰かに任せれば良いって訳じゃない。別にやらなきゃいけないなんて強制力がある訳ではない。・・・ただ、俺は行く。結局、変わんねえんだよ、そういうのって。もしも何かの歯車がズレて俺の記憶が牛われなかったとしたって、俺のやるべき事は同じなんだ、上条当麻っていうのは記憶のあるなしぐらいで揺らぐものじゃないんだよ」
そう言って上条当麻は、歩き出す。
美琴は、彼を止める事ができなかった。
自分の内側から、あふれ出てくる感情が眠っている事に。
2
神裂は、追い詰められていた。
そして気が付く。
天草式の仲間を正々堂々と『仲間』として認め、光の中に取り残さない為の選択はなにか。
3
「力を貸してください、あなた達の力を!」
神裂火織は、天草式の面々に言う。
天草式の面々は立ち上がる。
「行くぞ!我ら天草式十字凄教のあるべき場所へ‼」
4
神裂率いる天草式とアックアの戦いがはじまる。
そしてアックアの圧倒的な力の秘密を明かす。
神の右席の能力としては『神の力』の性質を持ち、受胎告知との関係から『聖母の慈悲』を行使できる。
これは「あらゆる約束や束縛、条件を無効化する」という能力であり、
神の右席が使えない通常の人間用魔術も使用することができるようになる。
更に「聖人は与えられた力の一端しか扱えない」という束縛を無くし、聖人の力を常時100%発揮することが可能。
彼は上述の通り「二重聖人」であるため、実質200%もの力を引き出していることとなる。
もちろん神の右席として得た『神の力』の力と特性も加えているため、掌握している力の総量は200%を軽く超えている。
だから、『聖人崩し』が弱点と判断する。
『聖人崩し』を使おうとする天草式。
そんな天草式にアックアは全力の攻撃をする。
5
アックアの攻撃が止まった瞬間に神裂が、アックアの動きを止める。
そして、五和の『聖人崩し』がアックアに直撃する。
行間 四
アックアはイギリスを傭兵という立場から守ると騎士団長と約束する。
終章 さらなる騒乱への案内人
右方のフィアンマは、自分の目的の為イギリスに向かう。
感想
16巻好きなんですよね。
見所が多くて。
美琴に記憶喪失がばれる。
美琴が恋を自覚する。
神裂の天草式を頼る。
熱いシーンが多いんですよね。
次回はこちら