こんにちは、トマトです。
今回は『アポカリス・ウイッチ4巻』の感想をあげたいと思います。
あらすじ
①カルタは、レトエーネ=クーレントに鍛えてもらっていた。理由は、『全学大全』だ。『全学大全』では、カルタは、一人で戦わなくてはならなかったからだ。
②『全学大全』では『天外四神』に対してルールがあった。それは、
『一つ、我々セカンドグリモノア側からは歌貝カルタ一人しかエントリーしない』
『二つ、アイネは一人の独立した個人とみなす。よって、歌貝カルタの参加する試合で「使う」事は許可しない』
『三つ、歌貝カルタを試合中の事故で死亡させた場合、その罪は免除される』
③3つのルールは、『人間達の黒幕』によるものだと考察する。しかし、考察していても埒が明かないので、カルタ達は一回戦の相手の情報を集める。
④カルタは対戦相手の情報を集め終わる。対戦相手の名前は、ヘテフェレス=メン=ネフェル。エジプト系の魔法を使う。
⑤カルタVSヘテフェレスがはじまる。ヘテフェレスは爆弾を使って攻撃するが、カルタは全部防ぐ。そして、カルタが勝利する。
⑥カルタは、シンデレラクイーンと彼女の姉と会話する。
⑦カルタは、ドレスアップしたアイネとパーテイの部屋に入る。
⑧マリカは、イミを見舞いする。
⑨カルタはアイネに起こされる。そして、数分後に自分の試合があることを知る。
⑩カルタは対戦相手・アサバスカンの情報を得る前に試合がはじまってしまう。
⑪アサバスカンの魔法は、トーテムを軸にしていた。しかし、カルタはトーテムの魔法の隙をついて、アサバスカンを倒す。
⑫試合を終えたカルタ。カルタは、キョウカの弟ショウカに出会う。
⑬カルタは祭を堪能する。祭の中でカルタはカルタの両親とマリカの両親に出会う。
⑭リング外で起きた事故の情報を得る。その事故はアイネが起こしたのではないかという疑惑が出る。
⑮カルタは、アイネの疑惑を無くす為に自分自身の首を斬るようにアイネに命令する。しかし、アイネはカルタの命令を無視して自身の腹を切る。
⑯カルタはアイネが自身の腹を切ったことで自身の行動に後悔して、一人で考え込んでしまう。だが、マリカによって冷静に戻る。
⑰アイネは、加工された映像によって疑惑を持たされていた。そして、アイネが動くことは黒幕の思い通りになるので、アイネは動くことができない。だから、カルタ達は加工した犯人であるマキビュラが加入しているオルフェウス楽団を倒すことを決意する。
⑱カルタ達VSオルフェウス楽団がはじまる。カルタ達はクラスメイト達の力を借りながら、マキビュラを追い詰める。
⑲マキビュラを倒したカルタ達。カルタはアイネに謝罪する。
⑳カルタは『人間達の黒幕』の情報をナタレーナから得ている最中、最後の対戦相手ペンデット=デンパサールと出会う。
㉑翌朝、カルタ達は『人間達の黒幕』の側の人間に出会う。その人間とは、カルタ達の肉親だった。
㉒カルタVSペンデットがはじまる。ペンデットの攻撃で追い詰められていくカルタ。しかし、カルタはペンデットの魔法の特徴をついて、ペンデットを倒す。
㉓カルタは、『人間達の黒幕』の計画を知る。それは、世界二位の確保だった。世界一位を軌道エレベーターで宇宙に飛ばして、『脅威』の矛先を世界一位に向けさせる。その前に世界二位を確保する。
感想
辛すぎですよ‼
え?肉親が裏切ってくるなんてきつすぎだよ。
復讐を成し遂げて待っていたのが肉親なんてえぐすぎですよ。
どこまでカルタ達を追い詰めたら気がすむんですか?鎌池先生は‼
そして、アイネ。
彼女への精神攻撃もエグイですよ。
だって、アイネへの疑惑のシーンが見ていて胸が痛かったですよ。
カルタの首を切り落とすという命令を無視して、自身の腹を切るところがきつかったんですよ。
お互いに傷つけあわないという約束を破って、カルタの首を切り落とせばいいのに。
たった一つの約束を守って、自身の腹を切るなんてキツイですよ。
『全学大全』面白かった‼
新約とある魔術の禁書目録4巻で叶わなかった超常通しのトーナメントバトルが見れましたよ。
一戦一戦を少しずつ変化を加えることで、飽きなかったです。
特にラストバトルは、良かったです。
復讐が入り込まない、純粋に戦うカルタ。
そんなカルタの姿は、めちゃくちゃ楽しそうで良かった‼