こんにちは、トマトです。
今回は『スパイ教室』の感想をあげたいと思います。
この作品ね、面白かったよ‼
夢中になって読めました。
スパイと美少女の組み合わせが上手くマッチしてました。
少女も魅力的なキャラクターもしていたので楽しめました。
あらすじ
①クラウスは、「殺人ウイルスのサンプルを回収する」任務を受ける。そして、落ちこぼれの少女を集めて『灯』を結成する。
②クラウスは、少女達に一つの課題を与えす。それは、クラウスを倒すこと。クラウスは、自身を倒させることで少女たちのレベルアップを図った。
③クラウス達の任務の敵にクラウスの師匠ギートがいました。クラウスは、少女達をギートにぶつけて自身は、ウイルスのサンプルを回収する作戦を立てる。
④少女達とギートの戦いは、ギートの優生だった。そこに、クラウスがウイルスのサンプルを回収したと報告が入る。
⑤クラウスが取った行動に混乱したギートは、少女達に一太刀を浴びせられる。
⑥そして、クラウス達は任務を達成する。
感想
面白かったですよ!
さっきも言ったとおりにスパイと美少女が世界観にマッチして違和感なく読むことができました。
また、少女達の個性も良く好感が持てました。
少女達も落ちこぼれながらそれぞれ特技を持っていて、特技を活かしてスパイ活動をします。
今回は、
毒使いのリリィ
不幸のエルナでした。
毒使いのリリィは、毒を使ってクラウスを倒そうとするが、ツメが甘く失敗します。
不幸のエルナは、不幸属性を活かしてクラウスを倒そうとするが、失敗します。
クラウスのキャラも立っていて良かったです。
しかし、残念なところもありました。
それは、叙述トリックの使い方です。
あらすじでは「7人の少女」と記載されていますが、実際には8人女の子がいます。
この叙述的表現が本作の肝であり、敵であるギートが騙される原因になります。
詳細は読んでいただくのが良いですが、チーム・灯を盗聴していたギートを騙すために7人であるかのように8人で生活していたという話です。
ところが今回、ギートにトドメを刺したのが8人目であるエルナです。
エルナは、ピックアップされたキャラクターの一人なのでトドメを刺しても違和感はありません。
他のキャラクターは、表紙に載っているリリィを除いてピックアップされていないので、印象が薄かったです。
また、名前も入っていない状態なのでトリックを明かされてもピンとこなかったです。
気になる所がある作品ですが、次が気になる作品でした。