新約とある魔術の禁書目録22巻リバース第三章の感想をあげたいと思います。
前回の内容
内容
行間 二
ロンドン塔にて。
アンナ=シュプリンゲルは、丸い丸薬を食べる。
その丸薬はなんと、サンジェルマンだった。
アンナ=シュプリンゲルは、サンジェルマンをいとも簡単に葬った。
そして、アンナ=シュプリンゲルは、言う。
科学は儚いもの。
意味がない。
そもそも科学とは何でもありだった。
そこから四つのイドラを打ち消して観察と実験に重きを置く考え方を提示したのはフランシス=ベーコン。……つまり今日の科学の原点は『薔薇十字』の一員。
アンナ=シュプリンゲルは、サンジェルマンが包まれていた包み紙で、巨大なネックレスのようなものを作る。
そして、エイワスに照明の色を変えさせる。
薄い青色に。
そして浮かび上がるウインザー城。
『薔薇十字』
その伝説の一つ『七側壁の部屋』
これは、世界を完全なミニチュアを構築することによって、世界を手に取るように把握できるものだ。
それを利用してアンナ=シュプリンゲルは、ウインザー城を把握している。
そして、アンナ=シュプリンゲルは、魔術的記号について語りだす。
魔術的記号
段階を経て記憶を遡るとある一点で、別人または前世の記憶を獲得するという考え方。
これを活かしてアレイスターはエリファス=レヴィの記憶を経験を受け継いだ。
この考えをアンナ=シュプリンゲルは、ばかばかしいと言う。
記憶があろうがなかろうが、人は人よ。
エイワスは疑問をぶつける。
何故あの二人をぶつけさせるのは?
アンナ=シュプリンゲルは、上条さんのダメージについて語る。
科学と魔術のダメージが同居している。
そこにアレイスターの回復魔術。
それによって発現した神浄の討魔。
アンナ=シュプリンゲルは、期待する。
神浄の討魔が何をするのか。
第三章 リバースポジション
1
戦線離脱する〖上条当麻〗。
〖上条当麻〗は、オティヌスと合流する。
誰も助ける事ができなかった〖上条当麻〗にオティヌスは、告げる。
お前じゃないと助けられない人間がいる。
オティヌスは、考察する。
〖上条当麻〗の右手について。
分かっているのは、
オティヌスが世界を再構築した後にできたもの。
そして、現状を語る。
今度の相手は、戦争を生き残った者だ。
それを分かってもなお〖上条当麻〗は、月に向かって宣戦布告する。
「しなくちゃいけないんだ、この俺が。」
2
ダンスホールにて。
『上条当麻』と食蜂が支配していた。
しかし、食蜂の能力で操れたのが全体の二割だった。
魔術サイドの人間は、自分の意志で意識を落として、食蜂の支配を逃れていた。
『上条当麻』は、食蜂に言葉をかける。
あの時の記憶を持っているのは〖上条当麻〗ではなく『上条当麻』だ。
3
〖上条当麻〗とリメエアは、合流した。
リメエアは、ウインザー城で出会った『上条当麻』は、世界を救った上条当麻の人格ではないことを知る。
そして、リメエアは〖上条当麻〗をとある酒場に連れていく。
そこには、一方通行をはじめとする科学サイドの人間がいた。
〖上条当麻〗は伝える。
『幻想殺し』はここにはない。
ウインザー城は占拠された。
そして、今回の敵について語る。
それは、上条当麻の過去だ。
そこで、フォーチュンは情報整理を手伝う。
『幻想殺し』
『幻想殺し』自体、それなりの秘密がある。
正体が何か分からないうちは切ったりするのは、軽はずみにしないようにしたいい。
『幻想殺し』は、時代によって人や物を行き来する性質。
右手が壊れた時点でよそへ移る、可能性もある。
今のあなた達はどちらも肉体と能力を持っているのか。
そこには、善悪の優劣もない。
そして、あなたは優劣をつけたい。
一方通行は、くだらなそうな調子で言う。
「とっとと言えよ。オマエは一体何がしてェンだ。」
〖上条当麻〗は、言う。
何で俺に協力してくれるんだ。
浜面は、自分の意見を言う。
そんなもん先に感情移入しちまった方だろ。もしかしたらもう一人の方と早く会ってりゃ、そっちに肩入れしていたかもな。でもこれって、アンタ達に言えた話でもねえだろ。
〖上条当麻〗は、怖がっていた。
本当に今ここにいる自分を優先していいのか。
しかし、オティヌス達の言葉によって、〖上条当麻〗は立ち上がる。
「俺は、俺を優先するよ。今ここにいる俺を」
リメエアは、忠告する。
やるなら早い方はいい。
4
俺の為に働け。さもなけばウインザー城にある霊装を破壊する。
霊装を破壊されるとクイーンブリタニア号の調査をしているダイバーの生命を維持しているのが途切れる。
それにここにいる人間は、『上条当麻』に逆らえない。
イギリスを守るために、エリザードは従うしかなかった。
エリザードは屈してしまった。
5
食蜂は、苦しんでいた。
初めての本格的な魔術戦争。
それによって心が乱れていた。
食蜂を支えていたのは、上条当麻だった。
彼のおかげで何とかなっていた。
食蜂は、己の膝に顔を埋め、小さな迷子のように鼻を鳴らして呟くしかなかった。
「どうして」
「どうして、台無しになってしまうのかしら・・・。」
「・・・私の馬鹿」
この辺りでいいだろう。
魔術サイドや科学サイドなんて大きな話なんてどうでも良い。
いい加減に、地の底に落ちた姫君を救い出せ。
もう一度、全力で。
感想
・・・最高だ‼
禁書ってやっぱりこの展開ですよね。
この絶望感。
圧倒的な敵に上条さんは、どう戦うのでしょうか?
今度の敵は、魔術サイド‼
でも、今回の味方は主人公ズ。
負ける姿が想像できません‼
何というか、自分が中心って感じかします。
俺の為に働けなどの発言。
今までの上条さんとは、逆な感じです。
今までの上条さんいつもいつも精一杯でしたけど、この上条さんは余裕。
冷静に物事を対処していきますね。
鎌池先生は、いつも対比を重視しています。
今回は、上条さんの性質?や能力を自発的に使うか、無意識に使うかの違いですかね。
第四章も楽しみです。
次回はこちら
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