とある魔術の禁書目録第13巻の感想をあげたいと思います。
前回の内容
あらすじ
学園都市に、ローマ正教『神の右席』の一人、『前方のヴェント』が侵入した。彼女が操る謎の魔術により都市機能は完全麻痺、大部分の人間は意識を奪われ倒れていった。彼女の狙いは、上条当麻。ローマ正教が公式に認めた敵。同時刻。最強の超能力者・一方通行が、彼を支える少女『打ち止め』を護るため、科学者・木原数多率いる武装集団『猟犬部隊』と激突した。魔術と科学、二つの惨事が同時に学園都市を襲う。上条当麻、インデックス、一方通行、打ち止め。四者四様の想いが交差するとき、物語は始まる―。
内容
第6章 冷たい雨に打たれた街
1
学園都市に『前方のヴェントが侵入』
ヴェントと対応の為、五行機関の使用
木原数多率いる「猟犬部隊」が打ち止めの捕獲に動く
その障害となる一方通行の奇襲に成功するが打ち止めを逃がす
打ち止めは、上条さんに助けを求める
2
一方通行が、あと少しで殺されるというところにインデックスが現れる。
「猟犬部隊」がインデックスに注意を向けた隙を狙って一方通行は、車を使って逃亡を図る
一方通行は、インデックスを連れてその場を離れる。
3
木原数多は、車で逃げる一方通行にミサイルを撃つ。
しかし、そのミサイルはヴェントに止められる。
木原数多は、部下に滅入れりをした後、その場を離れる。
4
上条さんと打ち止めは、一方通行が襲われた場所に行く。
そこで「猟犬部隊」に見つかる。
5
木原から逃亡中の一方通行。
インデックスは、「みにくいアヒルの子」を読んでいた。
一方通行は、打ち止めが語った「みにくいアヒルの子」の解釈を語る。
あひるさんと仲良くなりたいかった白鳥は、自分が絶対に彼らの輪に加われない 現実を突き付けられて本当に幸せだったのかな
そして、一方通行はインデックスを危険から離れさせる為に病院に向かうように指示をする。
木原に抵抗するため一方通行は動く。
6
上条さんは、打ち止めと共に「猟犬部隊」から逃げる。
7
一方通行は、カエル顔の医者に電話する。
カエル顔の医者は、一方通行に言う。
生きたまま打ち止めを連れて帰ろ
生きてさえいれば助ける事ができる。
そして一方通行は、覚悟を決める。
打ち止めを助けるためなら誰であろうと殺す
行間 六
土御門は、学園都市周辺にいる敵を倒す為に動く。
第七章 雨粒を血の色に変える
1
黄泉川は、街中で倒れている警備員を見つける。
警備員からの連絡で来た写真の女を見る。
その女にとある感情をぶつけると、黄泉川は気を失った。
2
一方通行を追って工場に入る「猟犬部隊」
3
一方通行は「猟犬部隊」を追い払うために思考する。
4
美琴は黒子と電話する。
黒子は、風紀委員の仕事で遅くなるらしい。
5
上条さんは、ヴェントと出会う。
6
恐怖の中、「猟犬部隊」は一方通行を探す。
7
ヴェントと交戦する上条さん。
戦闘の余波によって打ち止めに届かないように上条さんは、彼女を逃がす。
8
一方通行は能力を効率よく使いながら「猟犬部隊」を追い詰める。
9
上条さんはヴェントに告げられる。
上条さんがローマ正教に狙われていることを。
10
「猟犬部隊」のヴェーラーは仲間が変死体で見つけてしまう。
11
上条さんVSヴェント
ヴェントは突然吐血する。
吐血したヴェントは、いったんこの場を離れる。
12
遅くまで働く黒子と初春。
初春は、ヴェントをカメラ越しに見る。
初春は、突然倒れる。
13
一方通行は、「猟犬部隊」を残り一人になるまで倒す。
生き残った「猟犬部隊」は警備員に助けを求める。
「猟犬部隊」は逃げながら一方通行を挑発する。
14
警備員の二人は、「猟犬部隊」の死体を見る。
行間 七
学園都市外部にいる侵入者を倒す土御門。
第八章 神の右席と虚数学区と
1
倒れている黄泉川を見つける芳川。
芳川は、一方通行が警備員に指名手配されている事を知る。
2
一方通行は、打ち止め達がいる世界に戻れないことを覚悟を決める。
3
カエル顔の医者いる病院に「猟犬部隊」が辿り着く。
カエル顔の医者は、「猟犬部隊」に忠告する。
一方通行が来るから逃げろと。
4
ヴェントは、雨の中歩き続ける。
5
打ち止めを探す上条さん。
打ち止めが落とした携帯電話を使って、打ち止めの知り合いに連絡を取ろうとす る。
6
打ち止めを助けるために動く一方通行。
打ち止めの携帯から連絡が来る。
電話の相手は、打ち止めと行動をしていたらしいが、はぐれてしまった。
一方通行は、第七学区の橋に行くように言う。
7
木原数多は、ヴェントの攻撃について考える。
8
一方通行は、打ち止めが「猟犬部隊」に誘拐されたことを知る。
打ち止めが攫われた相手について考える。
そして、バックに統括理事長がいると考察する。
統括理事長がいる窓の無いビルを地球の引力のベクトルを使って攻撃する。
9
アレイスターは、風斬を注目する。
10
ヴェントは、正体不明な威圧感を感じる。
どんなことがあろうとも自分の目的を果たそうとする。
11
再び上条さんとヴェントは、対面する。
戦おうとした瞬間、凄まじい閃光が二人を襲う。
12
ヒューズ・カザキリが始動する。
13
天使を見る上条さんとヴェント。
ヴェントは、天使の下に向かう。
再び上条さんは、打ち止めの知り合いに電話する。
上条さんは、電話の相手に言う。
自分は、天使の事を解決するために打ち止めに関わることができない。
最後に告げる。
「死ぬなよ」
『互いにな』
行間 八
土御門は、どんなことがあろうとも義妹を守るために、生き残ろうとする。
第九章 立ち塞がる障壁の違い
1
打ち止めがウイルスに感染したのでミサカネットワークに、緊急コードが流れる。
妹達は、打ち止めを助けるために一方通行の手助けをする。
2
一方通行は、トマス=プラチナバーグを襲撃して、木原の居場所を調べる。
3
インデックスは、天使の下に向かう。
そして、天使が風斬だと思う。
4
美琴・インデックス・上条さんが出会う。
5
上条さんは「猟犬部隊」に追われながら、天使に向かって走っていた。
上条さんとインデックスは、風斬を助けるために動く。
美琴は、上条さんを狙う「猟犬部隊」と戦う。
6
インデックスは、上条さんの話からヴェントの魔術の考察する。
突然倒れている理由は、ヴェントの「天罰」が原因だ。
術者に対し悪意や敵意を抱いた者を、距離・場所を問わずに問答無用で昏倒させる魔術。
科学的な分析によれば、酸欠により人工的に仮死を誘発し、
その状態を正体不明の『力』によって維持している。
上条さんとインデックスは、手分けして風斬を助けようとする。
上条さんは風斬を守るためにヴェントと戦う。
インデックスは、風斬を助けるために、風斬に起きている現象を調べる。
魔術だけではなく科学の知識が必要になった。
だから上条さんは、美琴に電話する。
7
一方通行は、木原を襲撃する。
8
上条さんはとヴェントは戦う。
第八章 彼らのそれぞれの戦場
1
一方通行は、木原数多と戦う。
しかし、チョーカーの充電が切れる。
2
科学を憎むヴェント。
彼女は、上条さんに攻撃する。
そして、彼女の攻撃が一般人を巻き込んだ。
3
バッテリーが切れて考えることができなくなった一方通行。
それでも一方通行は、打ち止めを助けるために戦う。
4
ヴェントの攻撃は、一般人に当たったはずだった。
しかし、一般人は無傷だった。
一般人を風斬が守ったのだった。
5
バッテリーを失って、思考する能力を失った一方通行。
そんな一方通行は、木原数多を追い詰めていた。
追い詰められた木原数多は、打ち止めを助けられる「学習装置」を
破壊した。
そんな時、インデックスが現れる。
6
ヴェントは、戦いながら科学への恨みを語る。
自分の弟を殺したのが科学だと。
幼い頃に遊園地のアトラクションの試運転に弟と二人で参加したが、
科学的に安全とされていた乗り物が誤作動を起こし、事故に遭ってしまった。
その治療に際して、必要な輸血が一人分しかなく、
ヴェントのみが助かったことから、科学を嫌い、憎むようになる。
この2人の血液型はどちらもBのRh-(マイナス)。
Rh-はD抗原を持たない特殊な血液であり、日本人では同じ血液型を「200人探して1人いるかいないか」という極めて希少な存在。
故に二人分の血液の確保が間に合わず、ヴェントの弟が犠牲となってしまった。
上条さんは、言い返す。
ふざけるなと。
お前の弟は世界で一番凄いことをしたんだ。
そこに泥を塗るのか
上条さんは、、彼女の攻撃を右手で打ち返す。
「お前の弟に比べれば、全然対してないだろうが・・・」
「少しだけお前を救ってやる!!もう一度やり直してこい、この大馬鹿野郎」
7
インデックスは、天使を作り出している存在・打ち止めを見る。
彼女の容態を見て天使が顕現している方法を考える。
しかし、彼女の持っている魔術の知識だけでは、足りなかった。
だから、美琴から科学の知識を使って、風斬を暴走から救う方法の答えを出す。
「私達の祈りで救ってみせる。この子も、ひょうかも、学園都市も」
8
何度も立ち上がる一方通行。
一方通行は、結論を出す。
悪にしても胸を張れ。闇の世界を突き進んだとしても、それでも光の世界を守って見せろ。進むべき道が周りと違うからと言って、それを恥じるな。闇の奥にいることを誇りに思えるような、それほどの黒になれ。
一方通行は、もう一度走り出す。
たった一つの幻想を守るために。
9
一方通行は、背中から黒い翼を生やす。
そして、その翼で木原数多を殺す。
10
ヴェントは、「後方のアックア」に回収される。
終章 正と負の進むべき道へ
アックアは、同じく神の右席テッラに通信魔術で報告する。
化け物と自分を罵る風斬に声をかける。
お前は、立派な人間だよ。
それを誇っていいと。
一方通行は、打ち止めを守るために暗部に入る。
カエル顔の医者はとアレイスターは、決別した。
感想
上条さんと一方通行がメインのストーリーでした。
やっぱり一方通行カッコイイですね。
打ち止めを守る為に闇の世界に入る事を決意する。
ここから彼は大きく成長するんですよね。