新約とある魔術の禁書目録20巻の感想をあげたいと思います。
あらすじ
学園都市とイギリス清教の全面戦争、勃発――
自らの根城・学園都市を躊躇なく捨てたアレイスターは魔術大国イギリスへの総攻撃を開始する。一見非道な作戦には、しかし何故か上条やインデックス、一方通行、浜面や滝壺の姿も見え――。
大天使エイワスの力をも凌駕する大悪魔コロンゾンの封印は遠からず解かれる。その前にロンドンでヤツの弱点を掴まなければならないのだが、大悪魔が憑依していたローラが率いていたイギリス清教にとっては、それは科学サイドからの侵攻としか見えない。
誰も望まない決戦に、上条は挑んでいた。そんな熾烈な状況下で、彼の窮地を救ったのは、まさかの管理人系ほんわか天然お姉さん、オルソラで???
感想
上条当麻
今回の上条さんは災難ですね。
リリスを助ける為にイギリスに向かいますが、イギリス清教に捕まります。
イギリス清教に捕まった上条さんは、ステイルに拷問を受けます。
オティヌスによって解放された上条さんは、コロンゾンの弱点に近づこうとしますが、コロンゾンが用意した罠に苦戦します。
その罠とは、霊装「 神威混淆」を使用したオルソラでした。
上条さんは、オルソラが使っている「 神威混淆」の仕組みを理解できないままオルソラと戦う事になります。
アレイスターやオティヌスの発言によって「 神威混淆」の正体に気が付きます。
「 神威混淆」とは、お互いがお互いを理解することを諦めてしまうことを力とするものでした。お互いの認識のズレの大きさが力なります。
上条さんは、オルソラと言葉を交わしますが、話がかみ合いませんでした。しかし、オティヌスのフォローによって会話が成立します。
上条さんは、オルソラの強さを言葉にします。オルソラの強さとは、暴力を捨てて、言葉で戦って、自分が広めたいからって十字教の教えを広めて、最大最強にわがままを貫くことができるオルソラを尊敬している。
上条さんって言葉で戦う人にをずっと先にいる人の領域と認識してますよね。
子萌先生、打ち止め、親船最中。彼女達がそうですね。
最後のシーンが印象的でした。
蘇った黄金を目にして絶望したアレイスターを前にした上条さんの行動でした。
「「アレイスターは一人ぼっちじゃない。やつの成果物はここにいる」」
カッコイイ‼しかも一方通行と一緒に‼超絶痺れますね。
一方通行
今回は、アレイスターの動向を見るって感じでしたね。
アレイスターの裏をかくためにクリファパズル545と契約しました。これがどう作用するか楽しみです。
最後の黄金を前にしての発言がしびれましたね。
浜面仕上
今回は、目立った活躍はありませんでしたね。
アレイスター
アレイスター強いですね。神裂と騎士団長を相手にしても余裕有りでしたね。
でも、「 神威混淆」を使ったオルソラには負けてしまいましたね。
流石鎌池先生。最強キャラを作りませんよね。一点の弱点を責めれば崩れる最強がいるのがいいんですよね。