『結城友奈は勇者である』9周年ですよ。
正直言って初めはこんなに好きになる作品になるとは思っていませんでした。
第一期をみた時の序盤は、ただただ面白いだけの作品でした。
勇者部のメンバー達がバーデックスと戦うだけのアニメだと思ってましたよ。
これだけだと恐らくこんなにはハマっていませんでした。
先代勇者の乃木園子と友奈達が出会ってからめちゃくちゃ好きになりました。
だって、序盤はただ女子中学生の日常を描いた作品だと思っていました。でも、園子がその印象を大きく変えましたよ。
え?こんなに重い展開になるの?って思いましたよ。
まあ、鬱な要素はあったんですよ。
バーデックスの戦いで満開を使ったキャラの身体機能が使えなくなる。キャラクターを曇らせる要素が確かにありました。
でも、園子が二度と身体機能が戻らないって言った時に絶望を感じましたよ。
そして、身体機能を失いながらもバーデックスと戦う運命にある勇者部。
どこまで勇者部を追い詰めればいいんだと思いながら見てましたよ。
全てに絶望して世界を滅ぼそうとする東郷さんの暴走っぷりが凄かったです。
あ、まじで東郷さんがこの世界に絶望している事が伝わってきましたよ。
世界を滅ぼして友奈ちゃん達がこれ以上苦しまないように東郷さんは、考えたんですよ。ここまで東郷さんが追い詰められるなんて思いましたよ。
そして、第二期。
いつも笑顔な友奈ちゃんの顔が曇るんですよね。
もうね、ぐちゃぐちゃに曇る。
普段は明るい友奈ちゃんが、絶望して生きる事を諦めるんですよね。
もうね、見ているこっちも辛かったよ。
そして、第三期。
サプライズな展開が多くて満足しましたよ。
楠芽芽吹は勇者である
東郷さんと銀のやり取り。
乃木若葉は勇者である
結城友奈と高嶋友奈のやり取り。
天の神との戦い。
驚くような展開ばっかりでしたよ。
特にね、天の神との戦いが盛り上がりましたよ。
基本的な流れは、第二期と同じなんですよ。でもね、オリジナル展開や変更された点が最高だったんですよね。
芽吹と亜耶のやり取り。
園子と花凛の合体武器が銀の武器。
東郷さんが神樹に阻まれた時に歴代勇者が東郷さんを助けた時のBGM。
高嶋友奈が結城友奈に手を差し伸べるシーン。
本当に最高でしたよ。
アニメには、いろいろ感動させられましたよ。
来年には、ゆゆゆいの据え置き版が発売されるので楽しみで