メリーバッドエンド

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スパイアカデミー 感想・ネタバレ

こんにちは、トマトです。

今回は『スパイアカデミー』の感想をあげたいと思います。

©スパイアカデミー,武葉 コウ (著), 色塩 (イラスト)

あらすじ

各国の諜報機関に知れ渡る伝説的スパイ〈蜃気楼〉は、影の戦争に終止符を打つ重要任務で仲間を逃がすため、死亡した。
二年後。
作戦失敗の責を取らされ、敵国である帝国スパイ養成機関〈クリプトス〉に潜入任務中の仲間の少女たちのもとにエドガー・フランクが唯一人の男子生徒として現れる。
銃弾を避ける動体視力、卓越した射撃能力、盗聴、変装etc.全てを兼ね備えた彼こそ、死んだはずの〈蜃気楼〉だった。
変装科。尋問科。潜入科。戦闘科。狙撃科。電子支援科。装備開発科に所属する元部下の少女たちは、正体を隠し救いにきたエドガーを全力で排除しようとしてきて敵対することに!?

 

感想

うん。

面白かったよ

 

『スパイアカデミー』は、シリアスよりもラブコメ要素が強い作品でしたよ。

 

エドガーが「俺何かやりましたか?」系主人公なんですけど、そんなに嫌悪感を感じなかったんですよね。

 

エドガーが任務で死んだことになっており、元部下がそれを知らないまま潜入先の学園のエリートとして立ち塞がるという構造が面白かったですよ。

 

元部下は、エドガーの事を嫌っていて、敵対するんですよ。

そして、エドガーをあらゆる方法で倒そうとするんですが、エドガーはそれを返り討ちにするんですよね。

 

元部下たちも優秀なんですけど、それをエドガーが上回るんですよね。それがとにかくカッコイイんですよね。

 

追い詰められた元部下が素を出してしまうんですけど、それが可愛いんですよね。

見ていてニヤニヤさせられましたよ。

 

今回のメインヒロインは、カリン。

カリンがかなり可愛いんですよね。

隊長の事がかなり好きなんですよね。隊長に褒められるとめちゃくちゃ喜ぶですよね。子どものように喜ぶんですよ。これが本当に可愛いんですよね。

 

ブコメだけでもなく、スパイ要素もあって良かったですよ。

学園の試験。その試験に仕掛けられた罠。主人公の名前を騙る存在。

 

それらが物語を面白くするんですよね。