こんにちは、トマトです。
今回は『ご注文はうさぎですか? 2月号』の感想をあげたいと思います。
あらすじ
花火大会が開催される木組みの街。
今年のココアは、クールな浴衣を着ていた。マヤとメグは、ココアを褒める。
チノは、愁いをおびた儚げのある感じだった。
マヤとメグは、様子のおかしいチノを心配していた。だから、チノを笑わせようとする。
そこにフユが来る。フユの着物姿は、座敷童みたいになっていた。
一方、甘兎庵では千夜達が着物を着ていた。しかし、ナツメとエルは着ようとしなかった。だが、千夜によって着替えさせられる。そして、ナツメとエルは自身の着物姿に喜ぶ。
外に出たナツメとエルは、ココア達と合流する。
マヤ達は、自身の働いている店の宣伝をしようとする。しかし、フユが宣伝するとお客を怖がらせてしまう。
そこに、千夜・シャロ・リゼが来る。
皆集まって盛り上がるが、チノの鼻緒が切れる。
近くに射的があったので景品の下駄を狙う。
一方、ラビットハウス屋上では、青山さんと凛ちゃんがビールを飲んでいた。青山さんは、チノが彼岸花の柄にしたのか疑問に思っていた。
花火を見ているフユ。フユは涙を流していた。フユはいつも一人で花火を見ていた。しかし、今回は違った。木組みの街で出会った人と見れて喜んでいた。
チノは独りで泣いていた。おじいちゃんと呟いていた。
チノが泣いている事に気が付いたココア。ココアは何も言わずにチノの手を握る。
メグとエルは、チノに元気づけようとしていたことを口を滑らせてしまう。
突然、ティッピーが鳴きだす。皆でティッピーの鳴き声を真似する。
そんな様子を見てチノは笑う。
帰り道、チノは皆に心配をかけていたのかと尋ねる。
ココアは
「チノちゃんが気にする事はないよ。言いたくない事は話さなくていいし。そばにいるのは変わらないよ。」
そう答える。
感想
切ない話でしたよ。
チノちゃんは、おじいちゃんが成仏したことを誰に話せることができませんでした。
だからチノちゃんは、一人で彼岸花の着物を着て喪に服して、泣いていました。おじいちゃんを亡くして、チノちゃんは一人で泣いてましたね。
そんなチノちゃんを優しく支えたのがココアでした。ココアは、チノちゃんが何か落ち込んでいる事は分かっていた。でも、それを無理やり聞こうとはしませんでした。ココアは、チノちゃんが言いたくなったら言えばいいって語ってました。
ココアの優しさって良いですよね。ハロウィンの時もそうでしたけど、さりげなく支えるんですよね。
ハロウィンの時は、亡くなった母親の事を思い出して暗い顔をするチノちゃん。そんなチノちゃんに悲しいことを思い出して暗くなるよりも、楽しいことを思い出して明るい気持ちにさせました。
今回は、花火を見て一人で泣いているチノちゃん。ココアは、何も言わずに隣で寄り添いましたね。独りじゃないって言うように手を握りましたね。
この優しさが良いんですよね。
今後はどんな展開になるか楽しみです。