新約とある魔術の禁書目録8巻の感想をあげたいと思います。
前回の内容
本作の概要
『グレムリン』がついに動き始めました。
グングニルの完成が近づいていました。グングニルが完成すると世界が崩壊します。
そこでアメリカをはじめとする連合国は、協力して『グレムリン』を追い詰めようとするが『グレムリン』の反撃が待っていました。
そして、グングニルの対応策として上条さんも戦いに参戦する事になります。
上条さんは、バードウェイ、レッサー、インデックス、御坂美琴、雲川鞠亜と共に『グレムリン』の戦いに向かいます。
そして、上条さん一行はバラバラになります。
上条さん達は、各自で『グレムリン』の本拠地東京湾にある『船の墓場』に向かいます。
フレイヤの魔術に苦戦します。
そして、フレイヤの秘密を知ります。
それは、フレイヤの体は子宮にいる赤ん坊が操っていました。
母体が傷ついたときに赤ん坊が母体を操って助かりました。しかし、それはその場しのぎでした。だから、赤ん坊が母体と自身が助かる為にオティヌスと合流しました。
追い詰められていく上条さんに二人の少女が現れます。
それは、インデックスと御坂美琴でした。
フレイヤを退けた上条さんは、バードウェイ達とも合流して『船の墓場』に侵入します。
オティヌスとあいまみえます。
そして、オティヌスは世界を崩壊させます。
今回の見所
・世界各地で起こるグレムリンとの戦い
世界各地で『グレムリン』の魔術師がオティヌスのグングニルの完成の為に連合国を翻弄します。
ロキに翻弄される神裂をはじめとするイギリスの最大勢力。
魔術の向きをそらすフェンリルと戦うオリアナ。
超遠距離攻撃を持つヨルムンガンドと戦うステイル。
・仲間を頼る上条さん
上条さんは、フレイヤを助けようとするが一人ではどうする事もできませんでした。
そこに二人の少女が現れます。
インデックスと美琴。
上条さんは、二人に向かって迷わずに言います。
「頼む。あいつら『二人』を助ける為にお前達の力を俺に貸してくれ」
二人は、言いたいこともあったのにそれを抑え込んで言います。
「「任せて」」
物凄く好きなシーンなんですよね。
今まではっきりと頼られることが無かった二人。
そんな二人が頼られるなんていいシーンですよ。
そんな二人に敵はいませんでした。
フレイヤがだした『仔を生む魔術』で産まれた怪物をレールガンで倒す美琴。
10万3000冊を使ってフレイヤを助けるインデックス。
この時の二人は絶対いい顔をしてますよ。
・完成する『グングニル』
オティヌスは、『グングニル』を完成させました。
しかも世界の全てを騙して。
『グレムリン』の魔術師を騙して偽の『グングニル』を作らせます。
そして、偽の『グングニル』で連合国を誘導させました。
そして、魔神になりそこねたオッレウスすら騙します。
そして『グングニル』を完成させます。
オッレウスは、フィアンマと協力してオティヌスを失敗100%にしてかつ弱体化させる『妖精化』を打ち込みますがそれすら利用します。
オティヌスは策士ですね。
次回はこちら