新約とある魔術の禁書目録12巻の感想をあげたいと思います。
なんと、今回は上条さんVS浜面です。
いや~。熱い‼
以前戦った時は、浜面が荒れていた時でした。
しかし、今回は違います。
暗部抗争や第三次世界大戦で彼は、大きく成長しました。
滝壺達を守る為に戦う浜面。
世界を守る為に戦う上条さん。
どちらも自分の主張をぶつかり合わせて戦う。良かったです。
あらすじ
①学園都市に降り立つ魔神達。
②とある少年は、レベル5の藍花悦の名前を手に入れる。
③上条さん達は、オティヌスの家を買う為にダイヤノイドに行く事を決める。
④美琴と食蜂は、クリスマスに寮から逃げ出す為に手を組む。
⑤浜面は、ステファニーと仕事をしていた。
⑥上条さんは、ダイヤノイドに到着する。
⑦少年は、『藍花悦』の名前を使ってダイヤノイドに向かう。
⑧浜面とステファニーは、仕事でダイヤノイドに行く。
⑨アイテムの面々は、仕事をしている浜面を待つ。
⑩上条さんは、『藍花悦』と出会う。気分を悪そうにしている『藍花悦』に飲み物をあげる。
⑪上条さんは、『藍花悦』と話している時に魔神と名乗る者に出会う。そして、360度から攻撃を受ける。
⑫魔神と名乗る存在に襲われる上条さん。しかし、魔神は急にその場を離れる。
⑬上条さんは、インデックスとオティヌスと合流する。
⑭魔神が『藍花悦』に声を掛ける。
⑮浜面達がいるところでも異常が起きていた。浜面は、麦野達を心配していた。そして、麦野達の所に行こうとするがエレベーターのシャフトから落ちる。
⑯魔神と名乗る存在・サンジェルマンは、『藍花悦』の目的に協力する。
⑰浜面がサンジェルマンと鉢合わせかけている情報を得た上条さんは、浜面をサンジェルマンから引き離そうとする。
⑱滝壺達を守る為に拳を握る浜面。世界を守る為に拳を握る上条さん。二人のヒーローが戦う。
⑲上条さんは、浜面に敗北する。浜面に敗北して落ち込んでいる上条さんにオティヌスは、言葉をかける。上条さんが強いだけの存在だったら私はすくわれていない。オティヌスと話すことで上条さんが大切にしているものを再度確認する。
⑳アイテムと上条さん、それぞれの前にサンジェルマンが現れる。
㉑『藍花悦』は、上条さんを助ける為に囮になる。そして、上条さんにフレンダの遺産の情報を教える。
㉒上条さんと浜面が合流する。浜面は、麦野達に手助けが必要がないと知ると上条さんとフレンダの遺産を調べる。
㉓サンジェルマンは、上条さんと『藍花悦』を戦わせようとする。フレンダが死んだのは、上条さんが悪いと言って『藍花悦』が上条さんを憎悪するようにする。
㉔上条さんと浜面は、ダイヤノイドにあったフレンダの部屋に入る。そこにあったのは、フレンダの遺産ではなく沢山の誕生日プレゼントだった。
㉕サンジェルマンは上条さんに魔術を使おうとする『藍花悦』を見せて上条さんをおびき寄せていた。
㉖フレンダが死んだのは、自分の責任だといって浜面は、上条さんの代わり『藍花悦』の所に行く。
㉗『藍花悦』が魔術を使って浜面を攻撃をしようとする。その時、上条さんがフレンダから『藍花悦』への誕生日プレゼントを渡す。
㉘『藍花悦』は、フレンダのメッセージを聞いて本来の名前・加納神華は、フレンダの尊厳を守る為にサンジェルマンと戦う。
㉙上条さんと浜面、そしてインデックスやオティヌスとアイテム対サンジェルマンの戦いがはじまる。
㉚サンジェルマンは、加納に負ける。
㉛サンジェルマンとの戦いの裏でアレイスターと魔神の戦いがあった。
感想
上条当麻
彼は、成長していましたね。
オティヌスとの戦いを通して誰かを頼ることができるようになりました。
サンジェルマンに対してインデックスやオティヌスをすぐに頼りました。以前の上条さんならば一人で解決しようとしていたと思います。
そして、サポートに徹底する事もしていました。加納や浜面のサポートに動いていました。だからこそ、上条さんの成長を見る事ができたと思います。今までは、自分が事件の中心になるように動いていたが、今回はとどめを加納に譲っていました。終章で加納に言った「主役がはあんただろ」ここで上条さんの成長の一面が見れたと思います。
浜面仕上
浜面は、かなり成長していましたね。
上条さんと初めて出会った頃は、ただのチンピラだったのに、今は立派なヒーローです。
滝壺だけではなく、麦野や絹旗を守る為に戦うヒーロー。例え自身がどうなっても滝壺達を守るならなんでもする。いい男になりました。
上条さんとの対決が印象的でした。
世界を守る為に浜面を守る為に戦う上条さん。
麦野達を守る為に戦う浜面。
二人が初めて出会った時は、浜面は自分の身を守る為に上条さんと相対しました。しかし、今回は違いました。誰かを守る為に浜面が戦いました。
結果は、浜面の勝利で終わりました。
これで、三主人公の構図が完成しました。
この構図ができましたね。
加納神華
偽『藍花悦』です。
彼は、嘘を付いてでも知りたい事がありました。それは、フレンダの事を知る為でした。
今回は、彼の成長を描いた一冊でしたね。
何も持っていない加納。
虎の威を借りる狐になる加納。
利用される加納。
フレンダのメッセージを聞いてヒーローに成長する加納。
彼が大きく成長しました。
特にヒーローなったシーンが一番好きでした。
そして、加納の言葉を聞いて力を貸すヒーロー二人。
この構図を是非一度アニメや漫画で見たいもんです。
サンジェルマン
こいつは、よく分からないのが印象でしたね。
何がしたいんだ⁉と思いながら読んでいました。
こいつの目的は、魔神への嫌がらせでしたね。
上条さんの目の前で人が死ぬ。このことによって上条当麻の性質に変化を起こさせる。
そのためだけに起きた事件でした。
アレイスター
なんと、魔神を屠りました。
強いです。
新約とある魔術の禁書目録10巻で魔神と衝突したのは、パラメータを手に入れるためだった。
10巻から株が上がっていく一方です。
アレイスターの目的は何でしょうか?
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