クレヨンしんちゃんの映画を見ました。
ネタバレ要素もあるので苦手な方は、見ないことをお勧めします。
一言で感想を言いますと感動しました。
今年のしんちゃんは泣けますよ。
実際に自分も泣いてしまいました( ノД`)シクシク…
クレヨンしんちゃんの映画は、おバカな物と泣ける物がありますけど今年は泣きでした。
あらすじ
新婚旅行に行っていなかったひろしとみさえが、しんのすけたちを連れてやってきた初のハネムーンで予想外の事態に巻き込まれ、幸せな旅行が危険が待ち受ける大冒険になってしまう様子を描く。結婚当時、新婚旅行に行っていなかったひろしとみさえ。ある日、みさえが見つけてきた家族参加OKの激安新婚旅行ツアーに参加することになった野原一家だったが、旅先のオーストラリアに到着早々、ひろしが謎の仮面族にさらわれてしまう。そして、ひろしが“お宝のカギ”となってしまい、野原一家と仮面族、そして世界中のトレジャーハンターたちとの三つどもえの争奪戦が勃発する。
感想
子どもから大人まで楽しめる内容になっていました。
子ども目線では、しんちゃんらしいおバカなギャグシーンやアクションシーンがありました。
アクションシーンでは、臨場感があって楽しめました。
大人目線では、家族愛が確認できる内容でした。
ひろしとみさえ。
二人の夫婦の良さが伝わってきました。
みさえの良さ、ひろしの良さが今作では描かれていました。
みさえは、主婦としての強さが描かれてました。
どんな状況でもあきらめずに子どもと一緒にひろしを探す。
しんちゃんやひまわり、シロが危険なことにならないように気遣ったり良い母親が分かりました。
また、中盤では子どもに弱いところを見せないようにしたところが泣けました。
やっと見つけたひろしでしたが彼に追い返されました。
でも、その時みさえはひろしの言葉の真意を分かっていました。
やっぱり胸熱展開でしたね。
しんちゃんやひまわりは、ひろしの言葉の真意を分かってないような感じでしたがみさえは分かっている。
この対比が良かったです。
しんちゃん達は、その言葉でふさぎこんでしまいます。
やっぱり子どもの前では弱いところを見せて心配させたくない。
しんちゃん達に見えないところでしっかりと弱音を吐いたところでしんちゃん達に顔を見せます。
その時のみさえは、母として妻として立ち上がった顔でした。
ひろしに厳しい言葉をかけられて落ち込んでいるしんちゃんに
「パパがしんのすけに、あんなこと言うはずがある?パパを信じよう。」
そう言ってひろしを向かいに行くために立ち上がりました。
みさえの強さが分かるシーンでした。
ひろしは今回は捕らわれているってこともあって出番は控えめでしたが、父親としての姿は描かれていました。
中盤から終盤にかけてひろしは、向かいに来た野原一家に追い返します。
でも、ひろしの言葉の真意を伝わってきました。
自分を向かいに来た事はうれしい。
でも、このままだと家族が危険な目にあってしまう。
だからこその嘘。
本当にこのシーンは見ているのが辛かったです。
しんちゃんに助けられたひろしは、ある言葉を告げます。
「いいか、しんのすけ。本当のお宝ってのは、人生をかけて夢中になれるもの。好きなものだよ。大人になるまでにゆっくり見つけろよ。俺はとっくに見つけてるぜ。」
このセリフ、感動しました。
映画の中で何回も問われてました。
お金持ちの女王と結婚して一生遊んで暮らすのが幸せなんじゃないの?
ひろしの答えがこのセリフに出てました。
もうこのシーンでひろしが大切にしているものが本当に伝わってきました。
オトナ帝国でひろしが言っていた
「俺の人生はつまらなくなんかない。
家族がいる幸せを、あんたたちにも分けてあげたいくらいだぜ」
このセリフを思い出しました。
他にもロボとーちゃんの腕相撲のシーンなど。
ひろしにとって家族とは、かけがえのない物なんだとしみじみと思いました。
まとめ
今年のしんちゃんは、どんな高価なお宝よりも豊な生活よりも大切なものがある。
そんなことを教えてくれる作品です。
ぜひ皆さんも見てください。
あ、涙もろい人はハンカチを持って行く事をお勧めします。