メリーバッドエンド

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とある魔術の禁書目録3巻 感想その④ 最強VS最弱

とある魔術の禁書目録3巻の感想をあげたいと思います。

 

 

 

第四章 アクセラレータ

1

 検体番号10032号、御坂妹は、実験場に向かっていた。

 御坂妹は、上条さんの事を考えていた。

 あの少年は、何で実験動物である妹達が死んでいく世界を否定したがっているのか。

2

 目を覚ます上条さん。そこには、美琴が声を振るわせて泣いていた。

 それを見て上条さんは、安心した。美琴の仲間で良かったと。

 上条さんは、実験を止める方法を美琴に言う。

 実験は、一方通行が最強である前提で行われている。もしも、一方通行が弱かったならば?実験の前提、覆るのではないのか。

 そう思わせる為には、レベル0である上条当麻が戦いそして勝つ。

 上条さんは、立って実験を止めようと動き出す。

 美琴は、泣きそうな声で訴える。立たないでくれと。

 それでも上条さんは、立ち上がる。

 そして、実験場へ向かう。

3

 実験の最終確認する一方通行と御坂妹。

4

 一人になった美琴。 

 上条さんが見つけた解決方法で実験を止める為には一人で上条さんを実験場に行かせなければならない。

 でも、美琴は放っておく事ができず実験場に向かう。

5

 一方通行の周りにオゾンを発生させて一方通行を追い詰めようとする御坂妹。

 でも、一方通行にはあっさり回避されてしまう。

 そして、一方通行の死の攻撃が御坂妹に届きそうになった瞬間。上条当麻が現れる。

 そんな上条さんを見て一方通行は、御坂妹に非難めいた言葉をぶつける。

 「ぐちゃぐちゃ言ってねえで離れろっつってんだろ、三下‼」

 上条さんの怒号にキレる一方通行。

 御坂妹は、上条さんにこの場を離れるように言う。

 しかし、上条さんは、

 「今からお前を助けてやる。お前は黙ってそこで見ろ」

6

 一方通行の攻撃を致命傷にならないように避ける上条さん

 一方通行の攻撃を躱すことが精一杯で攻撃をする事ができない上条さん

 ボロボロになった上条さんにとどめを刺そうとして一方通行の死の手が来る。

 上条さんは、玉砕覚悟で右手で一方通行を殴る。

 一方通行は、上条さんに殴り飛ばされる。

 そこで、上条さんは気がつく。一方通行はケンカに弱い事を。

 あらゆる敵を一撃で倒し、あらゆる攻撃を反射する一方通行が、喧嘩の仕方を知っているわけがない。

 一方通行は、最強であって無敵ではない。その差が上条さんの勝機になる。

 戦況は、変わって一方通行を追い詰める上条さん

 追い詰められた一方通行は、風を操りだす。

7

 実験場に着く美琴。

 風を操っている一方通行に攻撃を仕掛けようとするが相手にされない美琴。

 そんな美琴を上条さんは、攻撃を止めるように訴える。

 それでも美琴は、一方通行に攻撃をしようとする。

 そして、美琴は、あることに気がつく。

 それは、一方通行が風を操って空気を圧縮する事でプラズマを形成していること。

 美琴では、一方通行を止めることができない。

 しかし、御坂妹だったら一方通行を止めることができる。

 それに気づいた美琴は、御坂妹に助けを求める。

 「お願いだから、アンタの力でアイツの夢を守ってあげて!」

 御坂妹は、断片的に途切れる意識の中で、美琴の叫びを聞いた。その言葉は、理不尽の内容であったが御坂妹には、泣きそうな子どもが「たすけて」の呟いているように見えた。

8

 プラズマを作り出している一方通行。

 しかし、プラズマの形が崩れた。

 その原因が御坂妹が今見ているものを妹達が形成しているネットワークに繋いで実況している。それを見た他の妹達が能力で学園都市中の風車を回している。

風車が回る事によって発生する風によって一方通行の風のベクトル計算が妨害されてることに気がつく。

 一方通行は、御坂妹を止めるために御坂妹に攻撃を仕掛けようとする。

 それを止めようとする美琴。

 そして、それを見て立ち上がる上条当麻

 そんな、上条さんを見て攻撃をしようと一方通行は、撃破するために拳を握って駆け出した。

 触れただけで人を殺せる一方通行の両手が上条さんに襲いかかる。

 一方通行の最後の必殺を封殺する上条さん

 「歯を食いしばれよ、最強(最弱)。俺の最弱(最強)は、ちっとばっか響くぞ」

 上条さんの右手が、一方通行の顔面をとらえる。

終章 オンリーワン

 夜の病院で目を覚ました上条さん。そこには、御坂妹がいた。

 御坂妹からは、実験が凍結したことを教えてもらう。

 朝になると、美琴がいた。

 上条さんは、美琴に言う。あの実験は、歪んだ事が多かったけれど、妹達が生まれたことは、誇っていいんだよ。御坂妹達は、美琴に感謝してたと思うと。

 次に目を覚ますとインデックスがいた。心配してたインデックスにお説教をもらう上条さん

 インデックスは、聞く。何の為に戦うの?

 上条さんは、答える。

 「自分のためだろ」

 

登場人物

上条当麻
  実験の前提条件を振り返る事で実験の抜け穴を見つける。
  御坂妹達の支援もあって一方通行を撃破する。
御坂美琴
  実験を止める為には直接協力できない。
  一方通行のプラズマを作り出す事の妨害手段を考えつく。
御坂妹
 実験に向かうが上条さんによって妨害される。
 美琴の助けを求める声に答えて一方通行のプラズマを作り出すことを妨害する。
一方通行

 実験中に上条さんに妨害される。

 上条さんと交戦する。

 初めは押していたがケンカなれした上条さんにおされる。

 プラズマを作り出して反撃する。

 しかし、それを御坂妹達に妨害される。

 ボロボロになっても立ち上がる上条さんにベクトル操作できる両手でとどめを刺そうとするが躱され反撃される。
インデックス
 上条さんを心配する。

 

感想
 妹達編完結!!

 前提条件を確認して抜け道を見つける上条さん。流石です。普段の学業では、みせない頭の回転力を見せてくれてくれました。

 最後の一方通行にとどめを刺す時のセリフ大好きです。

 いつもは幻想をぶち殺すと言いますが今回は、一方通行の幻想を知らなかったので出なかったんでしょうね。