こんにちは、トマトです。
今回は『今際の国のアリス』の感想をあげたいと思います。
あらすじ
主人公であるアリスは、夜中に友達であるカルベ、チョータと共に街をブラブラしていました。
そんな時に花火があがります。そして、最後な花火が上がった瞬間、アリス達が意識を失います。
目を覚ますと、廃墟のような街にいました。そこには、アリス達が以外の人間がいませんでした。
街を探索中、神社で屋台が開かれているところにでます。
そこで、「げえむ」が開催されます。
「げえむ」の内容は、参加者全員がおみくじを引き、くじに書かれた問題に口頭で回答する。答えが間違っていた場合、誤差の本数分の火矢が飛んでくる。全員がおみくじを引いて生き残れば「げえむくりあ」。
「げえむ」の会場で出会ったしぶきと共に「げえむ」を攻略します。
「げえむ」は、アリスの機転によって「くりあ」しました。
アリス達が迷いこんだ世界では、「げえむ」を「くりあ」しないと生きていけない世界だった。
アリス達は生き残る為に「げえむ」に挑戦し続けます。
感想
この作品のデスゲームは、理不尽じゃないんですよね。
よく考えれば突破できるデスゲームが多いのでアリス達がどう乗り越えるのか、考えるのが楽しいですよ。
それに死と隣り合わせだったデスゲームからクリアした時のアリス達の安堵が伝わってくるんですよね。
ゲームの内容も簡単で把握しやすいのもいいんですよね。他のデスゲーム系は、後半になればなるほどルールが難しくなる。しかし、この作品は分かりやすいです。だから、どうやってドラマティックに逆転できるのか、ルールの抜け道はどこにあるのか。それを考えるのが楽しい作品ですよ。
それに人間の苦しみや葛藤の描かれ方が良いんですよね。
心に傷がある人間が登場するんですけど、この人物たちが織り成す物語が最高なんですよね。
ゲームを通じて芽生える感情。そして、死を隣り合わせだからこそ生まれる感情。
これらがとても良く描かれているのでゲームがより深く、より面白くなります。