メリーバッドエンド

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超発想力 思いつきをカタチにして人生を変える29の方法 感想・ネタバレ

こんにちは、トマトです。

今回は『超発想力 思いつきをカタチにして人生を変える29の方法』を読んだので感想をあげたいと思います。

 

この本は、『発想力』について悩んでいる方にオススメの本です。

 

 

 

内容

第1章 「思いつく力」がどんな人にも必要な3つの科学的根拠

私達には、「思いつく力」が必要な理由は、3つの根拠があると考えられています。

 

1つ目の根拠は、マジメにやるよりも成果が出やすくなります。

楽しんでクリエイティブにやろうとした方が『結果』よりも『過程』のフォーカスが当たる為、最終的には成果が出やすくなります・

 

2つ目の根拠は、変化に強くなる。

ネガティブな感情にハマると他の手段に気がつかなくなります。そんな場面に『発想力』が必要になります。

 

3つ目の根拠は、幸福度が上がる。

新しいことに挑戦することで、平凡な日々に刺激が生まれます。その結果、人生の幸福度が上がります。

 

第2章 「思いつく力」を高める7つの方法

1 制限を利用する

良いアイデアは、「何かが足りない」から生まれます。

新しい発想や工夫は、大なり小なり不便さや不自由さから生まれるものです。

2 リーキー・アテンションを活かす

リーキー・アテンションとは、目の前の事に頭の半分は集中しているけど、残りの半分はまったく違う事を考えている状態の事です。

 

脳内に残った様々な情報が、ふとしたタイミングで思わぬ結び付きを生み、新たな発想に繋がることがあるからです。

 

3 体の動きを使う

ひたすらデスクに張り付くよりも、外に出て歩いた方が良いアイデアが出ることがあります。

4 高速思考を行う

いつもよりもハイスピードインプット&アウトプットを行ってみると、良いアイデアが生まれるようになり、その上幸福度が上がる。

5 無意識にゆだねる

無関係な作業をしたり、何もない時間を作った時に良いアイデアが出ることがあります。

6 イメージの力を使う

将来の自分を想像したり、別の人になり切って考えたりすると、良いアイデアが出ることがあります。

7 他人の力を使う

褒めてもらうなどをしてもらうと発想力が上がります。

第三章 思いつきを磨いてカタチにする5つのツール

1 ヤヌス的思考

ヤヌス的思考』とは、「とても両立しえないと思える正反対なものを、同時に成り立つことはできないのか?」と考えてみる思考方法です。

 

つまり、何らかの矛盾する要素を意図的に探して、その矛盾を解決できる発想が『ヤヌス的思考』です。

 

2 ブレインライティング

結論を出さずにグループで意見を出し合い、アイデアの相乗効果を出すテクニックです。

 

3 マインドマップ

頭の中で起こっていることや複雑なテーマを、一枚の絵のように可視化する『マインドマップ』と思考方法があります。

 

読書や勉強の内容をマインドマップする事で、普通の学習よりも理解力が上がり、発想力が上がるテクニックです。

 

4 創造性のレシピを使う

『創造性』には12の要素があると考えられています。

1 積極的な行為と忍耐:何かの問題が起きても粘り強く取り組む

2 不確実性に対する柔軟性:決まったルーチンに頼らず行動できるメンタル

3 特定なジャンルの能力:知識や経験のこと

4 全体的な知性:一般常識やIQやメンタルのこと

5 結果の生成:結果に向かって行動すること

6 自由と独立:自分の活動の内容を、他人の意見に流されないように、自分の意思で成し遂げる

7 意図と感情の関与:「良いアイデアを作る!」と意識を持って取り組み、アイデアを形にするプロセスに没頭すること

8 前進と発達:ものごとをつくりだすプロセスの中で、なにかしらの前に進んでいる実感があること

9 社会的な交流とコミュニケーション:他者や社会からフィードバックを得られること

10 無意識な反応:完全主義にならず、ある程度コントロールを無意識に任せること

11 社会への貢献:自分のアイデアが社会に貢献できるか考えること

12 多様性の実験:様々なアイデアを作り出して、色々なオプションを試すこと

 

この『創造性のレシピ』を見ながら、ピンときたものをに片っ端から取り組んでみることが重要です。

 

5 おもしろいアイデアに共通する12パターンを使う

おもしろいアイデアでは12の共通があると考えられています。

 

1でたらめに見える現象に法則がある

2様々な要素でできていると思われている現象が、実は一つの要素でできていた。

3小さな現象の裏に、もっとも大きな理由があった。

4一部の現象に見えて、実は一般的な現象だった。

5不変に見えた現象が、実は変化していた。

6非効率に見えた現象が、実は効率的だった。

7悪いと思われていた現象が、実は良い現象だった。

8無関係だと思われていた現象が、関係していた。

9セットだと思われていたものが、実は両立していなかった。

10正の相関があると思われていたものが、実は負の相関だった。

11ほぼ同じものだと思っていたものが、別物だった。

12結果だと思われていたことが、原因だった。

 

この12パターンを意識して、アイデアを補強するのが大事です。

 

第四章 どうしてもアイデアが出ないときに役に立つ12のスランプ脱出法
1目を閉じる

軽く目を閉じるだけでも、創造性がアップします。

2シャワーを浴びる

ふとした瞬間にアイデアが出ることがあります。

3いい気分になる曲を聞く

イデア出しの前には、楽しい曲を聴いてリラックスすると、アイデアが思いつきやすくなります。

4あえて単調の作業をする

あえて単調な作業をすることで創造性と集中力が高まります。

5サイコディスタンスを増やす

広々とした場所で良いアイデアが出やすくなります。

6暗い部屋で考えてみる

薄暗い部屋だと思いつきやすくなります。

7デスクに観葉植物を置く

観葉植物や緑色のペンなどが部屋にあるだけで、良いアイデアが出やすくなります。

8海外旅行をする

複数の文化からの視点が創造性を高めます。

9とにかく新しいものに触れる

新しいものに触れると、脳内のドーパミンが増加して、やる気と創造性が上がります。

10ポジティブなムードを心がける

イデア出しの前には、ポジティブ気分になれるものをピックアップして、片っ端のテクニックがあります。

良い気分になるとアイデアが出やすくなります。

11スーツを着る

着る物によって創造性が上がります。

12お茶を飲む

お茶を飲むことで脳の緊張がほぐれ、ひらめきやすくなる。

第五章 疲れや怒り、悲しみなど、「ネガティブ」を思いつきに変える5つの裏技

1「疲れ」と「退屈」を使う

疲れたとき、退屈な時など連想パワーと創造性が高まりやすくなります。

2心配性を利用する

ネガティブな性格な人程、アイデアマンに向いている。

3自分の『変』を受け入れる

優秀なお笑い芸人ほど『変人』が多い。これは、『変人』な人ほど外界からの情報を取捨選択する能力が低い、そのおかげで斬新なアイデアが生まれる事があります。

4「悪事」を活かす

皮肉や嫌味などの『悪事』で脳の抽象思考を刺激する事で創造性を高める。

5トラウマを活かす

過去の嫌な体験は、自身を成長させます。

 

まとめ

創造性を高めるには、難しいことをする必要はなく、簡単にできることが多いです。

 

目をつぶったり、シャワーを浴びたりするだけでも創造性が高まります。

 

 

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