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『倒れない計画術まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!』感想・ネタバレ

こんにちは、トマトです。

 

メンタリストDaiGoさんの『倒れない計画術まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!』を読んだので内容をまとめてみました。

 

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この本は、計画を立てる事に苦手意識を持っている人や効率が良い計画を立てたい人にオススメの本です。

 

 

 

 内容

本書の概要を大きく四つに分けてみました。

1 計画にまつわる3つの誤解

2 科学的に正しい計画に導く、たったひとつの原則

3 計画を進める為の7つのテクニック

4 計画倒れになる4つの落とし罠

1 計画にまつわる3つの誤解

1章では、計画を立てる事に苦手意識になっている原因が書かれていました。

それは、大きく3つあります。

 

1つめがモノサシがないまま行動することです。

私達は、自分ができることを数値化せずに段取りを立ててしまう事が1つ目の誤解です。

これは、自分のモノサシを持つ事で対処できます。自分の行動にかかった時間や手間を記録する事で対処することができます。

 

2つめがあれもこれもできると思いこんでしまう事です。

マルチタスクができる人=段取りが上手いと勘違いをしてしまうことが原因です。

マルチタスクができると思われている人は、やるべきタスクに対して自分のモノサシで測った時間を優先的に確保して、その時間内で終わらせることに集中しているからです。

 

3つ目が挫折を計画に入れていないことです。

私達は計画を立てる時に失敗を考慮していません。その結果、失敗をしてしまうと計画を投げ出してしまいたくなる傾向があります。

そうならないように失敗するいうことを計画にいれます。

 

2 科学的に正しい計画へと導く、たった一つの原則

MACの原則』と呼ばれるもが正しい計画へと導くと考えられています。

MACの原則』は、M、A、Cの3つの要素で構成されています。

 

M・・・Measurable=測定可能性=目標が数値として測定可能

A・・・Actionnable=行動可能性=目標を正確に把握していて、そこに導くためのプロセスを明確に書き出せるか

C・・・Competent=適格性=目標が自分の価値観に基づいているのか

 

この3つの構成で成り立っています。

 

MACの原則』が優れているところは、目標の数値化だけではなく、人が行動しやすくさせます。

 

3章 計画通りに進める7つのテクニック

計画を順調に進める為のテクニックが7つあると考えられています。

 

 

テクニック1『if-thenのプランニング』

これは、「もしXが起きたら、行動Yする」と前もって決めておくことです。

 

テクニック2『コーピングイマジナリー』

これは、不安を段取りに活かし成功率を高めるテクニックです。最悪なケースを想定して、対処方法を考えます。

 

テクニック3 意思の力に頼らない『心理対比』+『プリコミットメント』です。

『心理対比』とは、『目標を達成した場合のメリット』と『目標達成を阻むトラブル』を対比させたものです。これは、4つステップに分けられます。

1つ目が、目標を達成したらどんなポジティブなことが起きるか紙に書きだします。

2つ目が、ステップ1で書き出したものから自分にとって最もポジティブな事を選びます。

3つ目が、目標達成する為に、どんなトラブルが起きるか紙に書きだします。

4つ目が、ステップ3で書き出したものから最も起こりそうなトラブルを選びます。

そして、『心理対比』を最も高めるためにステップ5として『プリコミットメント』があります。

5つ目が、行動に移り、実施にトラブルが起きた時、強い誘惑によって段取りが崩れそうなときの為に、あらかじめ対策を考えている事です。

 

テクニック4 3つのCで達成イメージを高める

3つのCとは

Challenge=挑戦

Controllability=自分の思い通りに過ごすという意味

Careful Planning=緻密な計画を立てる

 

ここで

大事なポイントは、あなたにとって新しいことに取り組むことです。

その結果、想像力を働かせ、計画を立てることが前頭葉を刺激し、立てた計画を実行することが幸福度と密接に関係しているコントローラービリティーを満たすことができます。

 

テクニック5 行動を細分化するプロセスビジュアライゼーション

 ビジュアライゼーションとは、ポジティブな結果を想像することで目標達成率が高まると考えられています。

 

効果があると言われているビジュアライゼーションは、プロセスを想像すると考えられています。

 

テクニック6 挫折を前もって計画するチートデイ

 6つ目のテクニックは、前もってサボる日を計画するというチートデイです。

 

前もってサボる日を決めておくことでチートデイまで頑張ろうとモチベーションが保たれることになります。

 

テクニック7 プレッシャーを減らす後方プランニング

目標から現在に遡って計画を狙っていくことで目標達成率を高めるテクニックです。

 

4章 計画倒れを招く4つの落とし穴と対処法

計画が上手くいかないときは、4つの落とし穴にはまっていると考えれます。

 

落とし穴1 目標達成率10%以下になる方法を採用している

・似たような目標を達成した人を参考にして計画を立てる

・準備どおりにいかなかったら恐ろしい事態になると想定する

・ネガティブな思考を押さえつける

・意思の力に頼る

・目標を達成すると人生が変わると想像する

 

この5つが目標達成率10%以下になるテクニックです。

 

落とし穴2 順調に進んでいると錯覚する

目標に向けた周到な事前準備、すばらしい段取り、実行などのスケジュールなどを周囲の人に語ること、チーム内で共有することで、逆効果になることがあります。

 

目標を誰かに話すことで人は、それを認めてもらうことで、あたかも計画が実現したと錯覚します。

 

落とし穴3 ゴールを間違えている

詳細なゴールを決めているとモチベーションが低下してしまいます。状況が変わったりすると、対応が遅れてしまい、計画が思い通りに進まなくなります。

 

また、複数の目標を立ててしまうと、難易度の低い目標に取り組んでしまう落とし穴が

あります。

 

短期的な目標を立ててしまうと、いったん決めた目標を達成すると、次の行動を起こせなくなります。

 

落とし穴4 いったんつまづくと、自暴自棄になってしまう

いったんスケジュールが崩れると、自暴自棄になってしまいます。

自暴自棄になってしまわないように

・長期的な目標を立てる

このポイントで大事なことは、継続する事が目標達成に繋がると納得する事です。

・『やめる』目標を『やる』目標に変える

「ダイエット中だからケーキを食べない」ではなく「ダイエット中だからナッツをたべる」と目標を置き換える。

・自暴自棄になった回数をカウントする

失敗した状態から立ち直った回数をカウントする事で自暴自棄な状態から遠ざける

この3つのポイントが重要です。

 

感想

自分の計画の立て方が間違っている事に気が付きました。

 

特に1章の計画の立て方には、誤解している事が多かったです。

だから、計画が上手くいかなかったんだと実感しました。

 

 

 

 

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