メリーバッドエンド

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最強をこじらせたレベルカンスト剣聖女ベアトリーチェの弱点 その名は『ぶーぶー』7巻 感想・ネタバレ その③

ぶーぶー7巻の感想をあげたいと思います。

 

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前回の内容は

 グランズニールに新しい大陸ができた。

 大陸の誕生に関係あるのが【勇者】ラ・シニョーラだ。

 ベアトリーチェ達は、【カリカンザロス】が所有する船ネクスト・ボイジャーで新大陸に向かった。

 

tako931.hatenablog.com

 

内容

第三章 透ける新大陸、透明な黒幕

 東京六本木、魔法離殿にて。

 メイド三姉妹は、魔法離殿を日本から独立させる話をしている。

 しかし、書類を出して以降国会からの返事は来ない。

 色花は、とても強い権力からストップがかかっていると推測する。

 密花は、それをオーバー・ザ・ウオールと考える。

 色花は、まだ未確定の部分は触れずに言った。

 ちょっと外で暴れない?

 

 新大陸に上陸するベアトリーチェ達。

 

 新大陸は、透明な大地が広がっていた。そこには、草木も生えてない。

 

 ベアトリーチェ達は、島を探索するために役割分担をする。

 

 色花と密花は、赤坂、牛頭神宮に向かう。

 

 二人を応対したのは、オーバー・ザ・ウオールだった。

 その声はしわがれた老婆の声だった。

 警戒して話す老婆は、言う。

 「ま、巫女姫様。「畏怖なく我らを繋ぐもの」なくして警戒を解くのは無理な話か」

 

 二人は、老婆にとある情報を得ようとしていた。

 それは、魔法離殿を独立するのを妨害している者を知りたい、

 

 その答えは、「シミュレータ」だった。

 

 【イベリコオーク】の集落にて。

 長老と【賢者】が話をしていた。

 人間が滅びた原因。

 それは、災害環境シミュレータだった

 災害環境シミュレータが出した答えに沿って行動した人類は滅亡した。

 人間は、妄想によって滅びた。

 

 朝になって目覚めたベアトリーチェ達。

 外を見ると今まで通ってきた道が、無くなっていた。

 ベアトリーチェ達は、停滞してしまった。

 

 魔法離殿にて。

 色花と密花は、遥花に怒られていた。

 二人がこっそり牛頭神宮に行った事を。

 

 このまま進んでも成果が出ないと判断したベアトリーチェ達は、グランズニールの島に帰る事にした。

 ベアトリーチェ達は、【イベリコオーク】の集落に向かった。

 目的は、【賢者】だった。

 【賢者】は、接着剤を使えば良いと教える。

 

 ベアトリーチェ達は、接着剤を作る。

 

 メイド三姉妹は、東京の地下にあるシミュレータを壊しに来ていた。

 しかし、老婆に止められた。

 理解できない力で外の出される姉妹。

 

 世界と世界の壁を越えた存在。それが、オーバー・ザ・ウオール。

 その称号を持つものは物理現象に捕らわれない。

 老婆【ティアマット】だけではなく、地球に存在するオーバー・ザ・ウオールは、物理現象の外にいる。

 ただの人間には、それを受け入れるしかない。

 

10

 グランズニールに滞在できる時間は、限られている。だから、ベアトリーチェ達は、一旦、地球に戻った。

 

 魔法離殿にて。

 ベアトリーチェは、メイド三姉妹に温かく迎えてもらった。

 

 グランズニールに戻るベアトリーチェ

 新大陸で接着剤を使いながら街道を作る。

 

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 ベアトリーチェ達は、街道を作りながら【勇者】ラ・シニョーラを探す。

 しかし、雨が降り始めた。

 新大陸は、土がない。だから、雨が降り始めると水を吸収しない。つまり、洪水になることだ。

 

 ベアトリーチェ達は、洪水に巻き込まれないように船に戻る。

 ぶーぶーは、船を見つける。

 その時、ベアトリーチェはあるものを見つけた。

 それは、刃物だった。

 その刃物が、【勇者の剣】がぶーぶーの腹に突き刺さる。

 

12

 メイド三姉妹は、老婆と話す。シミュレータについて。

 

 シミュレータは、あくまでも地球制である。

 地球では、シミュレータはただの箱でしかなかった。

 シミュレータは、自由に動けるように【ピース】の形を通して、グランズニールに行った。

 そして、グランズニールで体を手に入れようとしていた。

 

13

 ABYSS//…。

 

14

 ベアトリーチェは、ぶーぶーを治療しようとする。

 しかし、ぶーぶーの血が【勇者の剣】に吸い寄せられる。

 そして、ベアトリーチェの体に赤い放電が走りぬける。

 

 考えたら分かることだった。

 【イベリコオーク】は、勇者が作った人工大気圏によって「朱」謎の奇病にかかったいた。これは、成功だろうが失敗だろうが、人為的に改造を施すものだったかもしれない。

 かつて、ベアトリーチェが受けた赤い放電も人工大気圏の崩壊前後だった。その時にベアトリーチェに打たれた何かが【勇者の剣】に吸い上げられた。

 

 そして、【勇者の剣】が形を変えていく。

 

 そして、赤い粉塵が舞う。

 粉塵の中にいたのは

 「【勇者】ラ・シニョーラッッッッッ!!」

 

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 ABYSS//以上が答えとなります

 

感想

 面白かった!!

 え?【賢者】がいた未来が滅んだ理由ってシミュレータだったのか。

 結構前から出てきた情報だったけど、明らかになってなかった。

 実は、シミュレータによって出されたもので妄想を見て滅んだ。

 あの【賢者】がそんなこと言うわけありませんよね。

 びっくりした!!

 

 今回は、地球とグランズニール二つの世界が同時にストーリーが進んでいましたね。

 

 地球では、メイド三姉妹が魔法離殿を独立させる為にオーバー・ザ・ウオールに接触していた。

 オーバー・ザ・ウオールは、物理現象の外側にいる存在。

 そして、オーバー・ザ・ウオールの一角、シミュレータはグランズニールに向かった。

 シミュレータは、どんな体を手に入れたのでしょうか?

 順当にいけばABYSSだと思いますが鎌池先生のことだから予想を上回る事をしてくれそうです。

 

 

 グランズニールでは、【勇者】が現れる。

 

 【勇者】がわざとベアトリーチェ達を新大陸に迎える。

 そして、いままで仕掛けていた仕掛けを作動さして自分の体を作る。

 これも予想できたいなかった。

 

 次回は、【勇者】との交戦になるのかな?

 

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