ドラクエ界の悪のカリスマと言えば、誰を思い浮かべますか?
竜王やゲマなど悪のカリスマがいますが、その頂点にいるキャラは、ゾーマだと思います。
もうね、初登場シーンからカッコイイんですよね。
魔王バラモスを倒して平和を祝う人々の前に堂々と現れる。そして、世界に宣戦布告をするんですよ。
もうね、ここからひしひしと伝わってくるんですよ。他の世界は闇に染めた。次は、お前達の世界だと言わんばかりに宣戦布告をするんですよね。
実際にゾーマは、勇者がいる世界の他にアレフガルドを征服しているんですよね。
そして、アレフガルドを旅してゾーマの下に辿り着いた勇者に向かって言うセリフが痺れるんですよね。
勇者よ!
なにゆえ もがき 生きるのか?
ほろびこそ わが よろこび、
死にゆく者こそ 美しい。
さあ わが うでの中で 息絶えるがよい!
もうね、痺れませんか?
セリフから伝わってくるんですよね。ゾーマの強者感が。
同じ悪のカリスマ性があるゲマには、できない真似ですよ。
実際に戦うとかなり強いんですよね。
まずね、闇の衣をまとったゾーマ。普通に攻撃しても歯が立たないんですよね。
竜の女王からもらった『ひかりのたま』を使わないと勝負にならないんですよね。
『ひかりのたま』を使って弱体化させてもかなり強いんですよね。
今までの戦闘では、勇者達を魔法で強化して戦ってきたが、ゾーマの前では意味がありません。『いてつくはどう』で強化したステータスを無効にしてくるんですよ。
『いてつくはどう』以外にもマヒャドやこごえるふぶきなど強い攻撃をしてくるんですよね。
ゾーマは自身以外にも強い部下が沢山いるんですよ。
勇者がいた世界をほぼ全て征服したバラモス。そのバラモスに匹敵する部下が3匹もいるんですよね。
それを従えるゾーマですよ。
ゾーマの部下を倒して、ゾーマも倒した勇者にかける言葉が良いんですよね。
勇者よ……。よくぞわしを倒した。
だが光あるかぎり闇もまたある……。
だがそのときはお前は年老いて生きてはいまい。わはは……っ。ぐふっ。
潔く負けを認めるんですよ!これがカッコイイですよね。