こんにちは、トマトです。
今回は『スパイ教室8巻』の感想をあげたいと思います。
前回の内容
あらすじ
①サラは、『白蜘蛛』を倒すことを宣言する。そして、リリィとジビアもサラと同様に『白蜘蛛』を倒す為に行動する。
②『蛇』の『白蜘蛛』と『黒蟷螂』は、小説家の家を隠れ家にしていた。二人は、クラウスを殺す為に行動をしていた。『白蜘蛛』は、モニカが最後に残した言葉『炯眼』と呼ばれる人物について考えていたが、誰か分からなかった。
③CIMに囚われているクラウス。クラウスは、CIMと交渉していた。その内容は、サラ・リリィ・ジビアを監視付きであるが、自由に行動できるようにするだった。
④サラ達は、CIMの『ヴァナジン』の副官、『刀鍛冶』のミーネに監視されていた。ミーネの監視の中、病院に向かう。病院で『灯』のメンバーに会っていた。目的は、グレーテだった。
⑤グレーテは、『白蜘蛛』を捕まえる方法をアドバイスする。それは、クラウスを殺しにくる『白蜘蛛』を倒すことだった。グレーテは、ある懸念を言う。それは、『白蜘蛛』の技能だった。『白蜘蛛』の技能、敵を寝返らせる力をグレーテは、恐れていた。そして、サラ達に言いたいことを伝えると、グレーテは眠る。
⑥グレーテの部屋を出たサラ達は、ミーネからアネットが脱走したことを告げられる。
⑦サラ達はアネットを見つけることができた。しかし、アネットがモニカを殺すことを考えていた。アネットには、言葉が通用しない為、リリィ達は何もすることができなかった。
⑧言葉が通用しないアネットを止めたのはサラだった。サラはアネットの事を否定せずに、許容した。サラに受けいられたことに安心したアネットは気を失う。
⑨サラは、自分が目指すスパイの形を宣言する。それは、『灯』の守護者になることだった。
⑩クラウスと『呪師』のネイサンは、最高機密の話し合いをする。
⑪アネットは、自身を解放したのは死んだはずの『鳳』のクノーだと言う。
⑫アメリは、『翠蝶』のミレナを拷問する。ミレナは、『暁闇計画』という未知の情報と『蛇』は『白蜘蛛』が作り上げたと語る。
⑬『白蜘蛛』は、薬物で気が狂った小説家の代わりに小説を書くことになった。『白蜘蛛』は、自身の過去を小説にした。
①『白蜘蛛』は、ガルガド帝国で生活していた。そんな時に『藍蝗』と呼ばれるスパイと出会う。
②『藍蝗』は、『暁闇計画』を阻止する為に『蛇』で活動していた。『白蜘蛛』は、『蛇』のメンバーを集める為に世界で暗躍する。
③『蛇』は、世界で暗躍する『焔』を崩壊させる。しかし、『焔』の生き残りのクラウスが結成した『灯』によって『蛇』が崩壊していく。
④フェンド連邦で『鳳』を崩壊させて、モニカを利用して『灯』の戦力を削ぐ。
⑭リリィ達は、リリィが入れたお茶で状況の整理をする。
⑮リリィ達は、CIMの最高幹部達に会うが相手にされなかった。そして、武器を全て奪われる。
⑯部屋の戻ったリリィ達。武器を奪われたが、リリィは武器を奪われることを予想してCIMの幹部に会う前にお茶の中に毒を隠していた。
⑰リリィ達は、ミーネを路地裏に誘導する。ミーネが『鳳』が死んでいると断言していると発言したことで『蛇』だと疑っていた。
⑱ミーネは、リリィ達に攻撃しようとするが、リリィが事前にしかけた毒で動けなくなる。しかし、『ヴァナジン』のボス『甲冑師』メレディスがミーネを助けにくる。メレディスは、ジビアが一人で止めて、リリィ・サラはクラウスの下に向かう。
⑲ジビアは、メレディスに挑むが歯が立たなかった。メレディスは、ジビアが張っていた見栄を指摘する。そして、『鳳』のビックスが言っていたことを思い出す。
⑳突然、崩壊する天井に気を取られるメレディス。その隙にジビアは、液体をメレディスにかける。その液体を毒だと判断したメレディスは、解毒剤に手を伸ばす。ジビアは、メレディスの解毒剤を盗もうとするが、失敗する。メレディスは、解毒剤を飲む。
㉑ジビアは、解毒剤を盗むのに失敗したはずなのに勝ち誇った笑顔をしていた。理由は簡単だった。メレディスが飲んだのは、解毒剤ではなかった。ジビアが毒とすり替えていた。すり替えられていた毒を飲んでメレディスは、倒れる。
㉒メレディスを人質にしてCIMの裏切り者の情報を得ようとする。裏切り者の情報を得ようとするが、メレディスの部下からクラウスが行方をくらましたと連絡がくる。
㉓アメリは、クラウスを機関車に誘導していた。機関車には、『白蜘蛛』がいた。
㉔CIMを裏切っていたのは、アメリだった。『白蜘蛛』は、アメリを銃で撃った。そして、『白蜘蛛』は銃でクラウスを撃つ。しかし、クラウスは体裁きで銃を躱しまくる。そんなクラウスに一撃を与えたのは、死んだと思われていたアメリの一撃だった。
㉕動けなくなったクラウスを助けに来たのは、サラだった。
㉖サラがクラウスを助けにくる20分前、サラ・リリィはバイクに乗っていた。バイクをン運転しているリリィは、夜空にぼんやりと浮かんでいる目印にめがけてバイクから機関車に飛び乗る。機関車に侵入できたサラは、クラウスがいる部屋に向かう。
㉗サラと『白蜘蛛』が対峙する。『鳳』が生きていると言うサラに対して気だるい顔をする。『白蜘蛛』は、各地で起きていた事の正体を語る。
㉘アネットを助けたのは、鷹。ミーネの発言を嘘だと判断したのは、犬。ジビア対メレディスで天井が崩壊したのは、ネズミ。リリィがバイクから機関車に飛び乗れたのは、鳩。そして、『炯眼』の『鳳』のランだと語る。
㉙機関車の中でランと『黒蟷螂』が対峙していた。『黒蟷螂』に勝てないと判断したランは機関車から飛び降りる。
㉚サラは、『白蜘蛛』に今までのことを見抜かれて、モニカの死を告げられて、やけになって『白蜘蛛』に殴りかかる。しかし、『白蜘蛛』には、手も足もでなかった。しかし、サラの心は折れていなかった。
㉛そこにコードネーム『炯眼』が現れる。『炯眼』の正体は、ランではなかった。サラの鷹・バーナードだった。バーナードの一撃によって戦局が変わる。
㉜バーナードは、アネットが造った毒の兵器をリリィに渡していた。リリィは、その兵器を駆使して『白蜘蛛』を倒す。『白蜘蛛』は意識を失う前にクラウスに『虹螢』の単語を残す。
㉝『白蜘蛛』を倒した『灯』は、モニカの捜索に出る。モニカは、ゲルデの地下室で生きていた。そして、ゲルデの遺産を見つける。
㉞ゲルデの遺産には、第二次世界大戦が勃発する。そして、『暁闇計画』はその備えだと書かれていた。
㉟『黒蟷螂』は、『桜華』と呼ばれるスパイに会っていた。『桜華』は『神樹の墓守』の機関に所属している。そして、その機関は『暁闇計画』を実現させる為に『紅炉』が結成された機関と語る。『黒蟷螂』は『桜華』についていく。
㊱『藍蝗』と『 』は、『灯』と交渉しようする。
感想
サラがかっこよかったよ。
今まで出番が無くて、サポートに回っていたサラ。今回は活躍しまくりでしたよ。
暴走したアネットを止めたのは、サラでした。
言葉が通用しないアネット。そんなアネットを止める方法が許容することでした。
普段から言葉が通用しない動物達と関わってきたサラだからこそできた方法でしたよ。
それにしてもアネットの背景が謎だらけですよね。
アネットのあの狂気は、何なんですかね。今後が楽しみです。
そして、各地でサラの動物のサポート。
ジビアVSメレディス。
ジビアの戦闘能力でメレディスには手も足も出ませんでした。圧倒的な戦闘能力を持つメレディスの隙を作ったのがサラのネズミでした。
ネズミが電線を噛みちきぎって天井の崩壊。天井の崩壊によってメレディスの隙ができました。
その隙を利用したジビアがかっこいいですよ。
戦闘中にすり替えた毒を飲ませる。マジでこのシーン凄かったですよ。
今までは、盗むことに特化していたジビア。しかし、今回はすり替えるということをしてくらましたよ。
そして、『炯眼』の正体に驚かされたましたよ。
『白蜘蛛』によって各地で起きていた不自然な出来事がサラの動物だと見破られたサラ。
そして、『炯眼』をサラだと考えた『白蜘蛛』。
これで『灯』に何も作戦がないと思わせる。
これ思わせるのが『灯』の作戦でした。
『炯眼』の正体を人だと思わせるのがこの作戦の大事な所でした。
『炯眼』が人だと思った『白蜘蛛』。だから、サラの動物の事を考えていませんでいした。
その油断を付いて活躍する『炯眼』・鷹のバーナードがかっこよかった。
『白蜘蛛』に一撃を与えてくれしたよ。
マジで『炯眼』の正体には驚かされたました。毎度毎度驚くべき仕掛けがあることが凄いですよ。
今回のリリィが凄かったですよ。リーダーとしての活躍が良かったですよ。
サラにリーダーとしてアドバイスをしたり、武器が盗まれることを見越してお茶の中に毒を隠したりなどを凄かったですよ。
リリィがこんなに活躍するなんて予想していませんでしたよ。
『暁闇計画』も気になりますよね。
弱者を駆逐させる『暁闇計画』
第二次世界大戦の勃発の備えとして存在する『暁闇計画』。
『紅炉』が『暁闇計画』を一人で背負い、成就させる道を選んだ。
『紅炉』が『暁闇計画』を実現させる為に結成された組織『神樹の墓守』。
サードシーズンで明らかになるんすよね。
どんな計画か気になりますよ。