メリーバッドエンド

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寄宿学校のジュリエット 感想・ネタバレ

こんにちは、トマトです。

今回は『寄宿学校のジュリエット』の感想をあげたいと思います。

あらすじ

犬塚露壬雄は、ダリア学園という寄宿学校の学生で、「黒犬の寮」(ブラックドギーハウス)の高等部1年生のリーダーを務めていた。この寮は東和国の学生専用の寮であり、ウェスト公国の学生が住む「白猫の寮」(ホワイトキャッツハウス)とは敵対関係にあった。しかし露壬雄は、白猫の寮の高等部1年生のリーダー、ジュリエット・ペルシアに片思いしていた。

 

一方、ペルシアは世界を変える強さを求めていた。そんな強さを求めるペルシアに手を抜く露壬雄に対して怒っていた。

 

そんなある日、ペルシアは『黒犬』の丸流に襲われる。露壬雄は、ペルシアを助けるが、ペルシアは露壬雄から逃げてしまう。

 

夜、露壬雄に対して矢文が届く。それは、ペルシアからだった。

ペルシアが指定した場所に行くと、剣を持ったペルシアが待っていた。

ペルシアは、ライバルだと思っている露壬雄に同情されることが嫌だった。

 

そんなペルシアの想いを知った露壬雄は、ペルシアの決闘を受ける。

 

剣を交える露壬雄とペルシア。そして、露壬雄は

 

「好きだ‼付き合ってくれ‼」

 

自身の想いを露壬雄は、ペルシアに告げる。

 

「お前と一緒にいれるならこんな世界を変えてやる」

 

ペルシアは世界を変えて見せると宣言した男・露壬雄と付き合う。

 

そして、露壬雄とペルシアは世界を変える為に学園生活を送る。

 

感想

この作品はね、特にね主人公である露壬雄がかっこいいんですよね。

馬鹿で女々しい露壬雄が、ペルシアをはじめとする人々の世界を変えていくんですよね。

 

特に感動したのが露壬雄の兄の世界を変えるところです。

露壬雄や母を守る為に強くなることを決意するが、それが次第に犬塚家と家を守ることに執着していました。

そんな兄を変える為に露壬雄は、兄と喧嘩します。

 

この喧嘩は、めちゃくちゃ感動するので見てください。

 

そして、一番感動したのが『監督生』の選挙のシーンです。

遂に交際がばれてしまった露壬雄とペルシア。二人は、生徒全員から避難されます。

 

敵対関係である二人が付き合っている事はあってはいけない事。それが学園の常識でした。

 

しかし、露壬雄とペルシアはそれが間違っていると。この関係に間違いがないと言い張ります。

 

そんな二人に怒る丸流。丸流は、ペルシアが露壬雄と付き合う為に男装したジュリ男と友達になれたと思っていました。

しかし、ジュリ男は敵対関係のペルシアだったことに怒っていました。

 

ペルシアに殴りかかる丸流。ペルシアは丸流を投げ飛ばそうとしましたが、投げませんでした。

 

理由は、友達だったからでした。ペルシアの想いをしった丸流は、ペルシア側につきました。

 

それをきっかけに学園は、今までの露壬雄とペルシアの活躍を知っている学園の生徒達は、二人を支援します。

 

マジでこの話は、最終回なんじゃないかと思えるほどの話でした。

 

この二つ以外にもいい話が多いので是非とも読んでください。