とある魔術の禁書目録18巻の感想をあげたいと思います。
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前回の内容
あらすじ
インデックスが所属する『イギリス清教』の総本山・ロンドン。その魔術の都が、騎士団長を頭首とする『騎士派』のクーデターにより堕ちた。
その影響はイギリス国内全土に及び、市街では一般市民が軍に拘束されるという異常事態に陥る。
『騎士派』の“変革”が進行する渦中、魔術師擁する『清教派』は各所で抵抗戦をつづけるのだった。
インデックスを救うためフォークストーンに向かった上条当麻は、ついにクーデターの主謀者の元にたどり着く。
そこで出会ったのは、『神の右席』後方のアックアだった。
彼が刃を向けている先には、イギリス第二王女・キャーリサの姿が。
カーテナ=オリジナルの圧倒的な力を誇示する彼女を前にして、上条とアックアはついに共闘という異例の体制を取る……!
それぞれの思惑がイギリス中を交錯する緊迫の第18巻!!
見所
・アックアの生き方
イギリス内での騎士派と王室派のクーデターや第三次世界大戦を止める為にアックアは、活動していました。
18巻では、アックアの生き様が描かれていました。
命を狙われているヴィリアン。彼女は、生きる事をあきらめていました。そんな、ヴィリアンにアックアは、言葉をかけずに行動で彼女を安心させようとしていました。
アックアの紋章に刻まれている意味。イングランド、スコットランド、ウエールズ、北部アイルランドの四つの地域。王室派、騎士派、清教派の派閥。
アックアは、四つ地域、派閥が力を合わせる事を望んでいました。
しかし、アックア無言でそれを実行しようとしていました。
騎士派のリーダー騎士団長を撃破したアックアは、天使長の力を得たキャーリサと交戦する上条さんを助けました。
そして、独りになったキャーリサ対上条さんをはじめとする戦力との戦いで、キャーリサはバンカークラスと呼ばれるを撃ちます。しかし、それはアックアに封じられます。バンカークラスへの発射指示を出すアンテナを全て破壊します。憎らしいほど、最高のタイミングで助けに入ります。
上条さんと協力してキャーリサを倒します。
・キャーリサの生き様
キャーリサは、第三次世界大戦が終わった後でもイギリスが生き残れるように大天使長の力を使う事ができるカーテナ=オリジナルを使ってクーデターを起こします。
キャーリサは、クーデターでの目的は、自らが暴君になってフランスやローマ正教からイギリスを守ります。そして、暴君として君臨する自身を民衆に止めてもらう事です。もしも、イギリスで新しい王政が成立したとして、その王が間違えた政治を実行したとしても王が民衆の言葉を耳に傾ける弱さを残そうとしようとしていまた。大量殺人をした罪を暴君として独りで背負ようとしていました。
しかし、それは立ち上がったイギリス国民に止められます。イギリス王女エリザベートが使った魔術『連合の意義』を使われる事でカーテナの制御が奪われます。
『連合の意義』とは、本来カーテナの使用者が扱うべき『天使の力』を英国民全てに等しく分け与える大規模魔術。 元来魔術を知らない大多数の国民達には大いに持て余してしまう『天使の力』であるが、エリザードは演説用に使った通信用術式を応用して、全ての『天使の力』そのものに手を加え、 使用者の思念に応じて性質を変え、なおかつ使用者を暴走に巻き込まない安定性を付加された『都合の良い形』に調整された『天使の力』を受け渡す事で、『自分が手に入れた力を使って自分の考えた通りのアクションを起こす』事が可能となった。 与えられた力は、放棄することも信頼できる他人に委託することも自由です。
そして、『幻想殺し』によってカーテナ=オリジナル共に『幻想』を破壊されます。
・第三王女ヴィリアンの活躍
第三王女ヴィリアンは、キャーリサをはじめとする戦力に命を狙われていました。
しかし、カーテナ=オリジナルの制御を奪う為に侵入したバッキンガム宮殿で成長します。
ヴィリアンは、キャーリサの罠にかかってしまい敵に襲われます。その時、ヴィリアンを守る為に立ち塞がる使用人の姿を見て彼女は、立ち上がります。
そして、その後は暴君として君臨するキャーリサと戦おうとします。
・動き出すフィアンマ
フィアンマは、イギリスのクーデターを利用してインデックスの知識を使う事ができる霊装を奪いました。
感想
今回もカッコイイキャラクターが沢山でました。
アックアは、言葉で語らず行動で示します。カッコイイ生き方ですよね。真似できる気がしません。
フィアンマの狙いは何でしょうか?気になります。