こんにちは、トマトです。
今回は『ソードアートオンライン7巻』の感想をあげたいと思います。
あらすじ
キリトとシノンが巻き込まれた《死銃(デス・ガン)》事件から数週間。 妖精アバターによる次世代飛行系VRMMO《アルヴヘイム・オンライン》にて、奇妙な騒動が起こる。新マップ《浮遊城アインクラッド》、その第24層主街区北部に現われる謎のアバターは、自身の持つ《オリジナル・ソードスキル》を賭け、1体1の対戦(デュエル)で、すべてを蹴散らし続けているという。 《黒の剣士》キリトすらも打ち負かした、《絶剣》と呼ばれるその剣豪アバターにアスナも決闘を挑むのだが、結果、紙一重の差で敗北してしまう。 しかし、そのデュエルが終わるやいなや、《絶剣》はアスナを自身のギルドに誘い始めた!? 《絶剣》と呼ばれるほどの剣の冴え。そこには、とある秘密が隠されており──。 『マザーズ・ロザリオ』 編、登場!
感想
良かったよぉぉぉぉぉ!
『マザーズロザリオ』編。
ソードアートオンラインでは、珍しくキリトが主人公ではありません。
なんと、アスナが主人公ですよ。
アスナとユウキ。
このやり取りが感動しましたよ。
日常生活で母親との関係で悩むアスナ。
そんなアスナは、ボス攻略の為にアスナがユウキがいるギルドに加入する事になった。
アスナとユウキの関係がいいんですよね。
ボス攻略を通して二人は絆を深めていくんですよね。
ボス前に立ち塞がるプレイヤー達。
そんなプレイヤー達に対しても堂々と自分らしく生きるユウキ。
そんなユウキに影響されてアスナも生き生きとするんですよね。
その時のアスナが本当にいいんですよね。楽しそうなアスナをはじめてみたような気がしましたよ。
そうなんですよね!
ゲームといえば、他のプレイヤーとのやり取りを楽しむ。そして、成長していく。
それが、ソードアートオンラインでも描かれていましたよ。
そして、ユウキの死。
これは見ていて泣かされましたよ。
たった一人の少女の最後のログイン。
それにたくさんの人が見届ける事が良かった。
VRと医療。
この二つを上手く組み合わせたと思いましたよ。
人と関わることができない病気や動くことができない病気の人を助けるには、どうしたらいいのか。
その答えがVR
確かにそうなんですよね。
実際にやり取りしたり動いたりをするのは、ネットワーク上。
色んな人と関わりあえるようになったら、患者は助かりますよね。
川原先生は、色々考えてますよね。
それに、MMOが好きってのが伝わってきますよ。
これも難しいですよね。
母親からしたら、不安ですよね。
自分の子どもがVRなんて未知なものに手を出しはじめたら不安になりますよ。
それに、何度も事件に巻きまれたらVRから離れるように願いますよね。
でも、それはアスナ母がアスナの生きている世界を知らないから思うんですよね。
だから、アスナは母親に自分の生きている世界VRを見せました。
子どもだと思っていたアスナが大切にしていた世界に驚き、しっかりとした考えを持っていた事の驚き。
それが涙として流れたのが印象的でしたよ。
現実世界では、自分の感情を隠せるのにVRでは隠せない。
あふれた涙として流れる。
それが、神秘的で素敵でしたよ!