こんにちは、トマトです。
今回は、『放課後ていぼう日誌』の感想をあげたいと思います。
あらすじ
高校進学に合わせて都会から父親の故郷である臼州地方熊元県にある海辺の小さな町・芦方町に越して来たばかりの鶴木陽渚。彼女は持ち前の手先の器用さを生かし、手芸部で楽しい高校生活を送ろうと考えていた。
しかし漁港の堤防でゆるい釣りをする「ていぼう部」部長の黒岩悠希と出会ったことで状況が一変。陽渚が海野高校の新入生だと知った黒岩の強引な勧誘で、勢いに流されるままに入部することになってしまう。
生来、生き物が苦手で釣りの経験もない彼女にとって不本意だったが、黒岩や部員たちとの活動を経て、次第に釣りの楽しさと奥深さを実感していくことになる。
感想
この漫画の醍醐味は、『楽しく釣って、美味しく食べる』です。釣り特有の楽しみがこの漫画に詰まっています。
魚を釣って、食べる工程を楽しそうに描かれています。
まず、狙っている魚を決める。
狙っている魚に合わせて釣り方を変える。竿やえさを買います。
魚を釣る為に試行錯誤をする。
そして、魚を調理して食べる。
こういった過程をしっかり描かれていました。
実際に釣りをしている感じを味わえると思います。
そして、ポイントなのが主人公の陽渚ちゃんです。
陽渚ちゃんは、生き物が苦手でグロ対耐性がありません。ですが、ていぼう部に入ることで釣りにハマっていきます。
その過程も丁寧に描かれています。
作中でキスを狙う話があります。
陽渚ちゃんは、疑似餌で釣ろうとするがなかなか釣れません。一度諦めるが、家に帰り
ネットで釣り方を調べます。
翌日、調べた釣り方でキスを釣ろうとするが釣れません。
「これがダメならどうすればいい?」と次の一手を考え続けて正解に近づいていきます。試行錯誤の結果、キスを釣ることができました。
このように釣りの面白いところを丁寧に描かれていました。
普段釣りをしている人は、初心を思い出させる作品になっています。
そして、釣りをしていない人は釣りってどんなことをするの?そんな疑問に答える作品になっています。
ちなみに、今なら『放課後ていぼう日誌』は無料で見ることができます。
登録の必要がありますが、31日間のトライアル期間があるのでお得です。