こんにちは、トマトです。
今回は、『サタノファニ』の感想をあげたいと思います。
あらすじ
男女5人による強姦未遂を経て、彼らを虐殺した甘城千歌は、羽黒刑務所に収監される。刑務所には、『メデュ―サ』と称されている女性9人がいた。
その中の一人・小夜子からは受刑者通しの殺し合いを聞き、美佐那からはかつて収容されていた受刑者が精神に異常を起こして、何者かに殺害されたことを聞かされる。
その夜、電子錠で施錠中の扉が開く。ドアから出た千歌は昏倒している小夜子を見つける。そこにピエロの恰好をしている美佐那が現れる。
美佐那に首を絞められる。そして、意識を失う。
次の日、千歌が目を覚ます。千歌は、首にあざがある事を見つけるが、何であざが付いているか分からなかった。看護師曰く、自分で傷をつけたとのことだった。
そして、自傷行為をしているのは千歌だけではなかった。他の受刑者も自傷行為をしているようだった。
数日後、同じように施錠が開く。千歌は先日と同じように外に出る。
外で同じ受刑者のカレンとカチュアに殺されかける。
追い詰められた千歌は、男口調になる。そして、カレン達にもう反撃をする。
しばらくすると、催眠ガスによって眠らされる。
殺し合いがある羽黒刑務所にある秘密とは?
感想
この作品はね、その場のノリで読者の予想外のことをやって期待を良くも悪くも裏切ってくるんですよね。
話全体で一場面を読んでいると、そんなに盛り上がらないけど、その場のノリよ勢いがかなり凄いんですよね。
女性受刑者が殺し合いをする。そんな中で、彼女達がどう相手を殺すのか、気になってページを開く手が止まらないんですよね。
キャラクター一人一人に得意な戦術があって、どんな戦い方をするのか気になるんですよね。
そして、グロだけではありません。
エロもあるんですよね。
ちょっとHなシーンも見所です。