メリーバッドエンド

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とある科学の超電磁砲外伝アストラル・バディ第23話

とある科学の超電磁砲外伝アストラル・バデイ第23話の感想をあげたいと思います。

前回の内容

 

tako931.hatenablog.com

 内容

 黒い渦巻きが発生する学園都市。

 帆風は、食蜂を守ろうとする。食蜂を守ることはできたが幽霊ちゃんは、渦巻きに吸い込まれていく。

 

 帆風は、今起きている現象を思い出す。それは、『内部進化』が崩壊した時の事だった。

 

 幽霊ちゃんは、帆風が心配しないように

 「潤子ちゃん、私は大丈夫だか」

 言い切る前に消えた。

 

 帆風は、迷わず食蜂にお願いをする。

 「女王。わたくしのわがまま聞いてくださいますか」

 食蜂は、答える。

 「言ったでしょお?どんと来なさぁい」

 

 帆風は、自分の髪形を縦鬣ロールに戻す。

 帆風は、幽霊ちゃんが消えてしまう時の表情に気が付いていた。幽霊ちゃんが脅えている事に。

 

 そして、幽霊ちゃんを助ける事を誓います。

 

 食蜂は、軍覇から得た情報を振り返っていた。

 

 軍覇は、街にいたチンピラを倒してました。

 チンピラの頭から不思議な現象が起きている事に気が付きます。

 その現象を追いかけていると帆風と出会います。

 そして、不思議な現象とインディアンポーカーが繋がっていると推測します。

 

 帆風に初春から電話が来る。

 電話の内容は、幽霊ちゃんの情報です。

 幽霊ちゃんがインディアンポーカーの中で会う事ができるという情報があったのだ。

 

 蜜蟻とカエル顔の所にいた医者が一緒にいました。

 幽霊ちゃんを誘拐したのはこの二人でした。

 

 二人の計画は、順調に進んでいました。

 しかし、食蜂の介入によって厳しくなっているようでした。

 

 蜜蟻が外に出ようとすると天井が崩れました。

 医者が蜜蟻をかばいます。

 

 医者は、血だらけになります。

 蜜蟻は、それを見て笑います。

 「ほんっと可愛い💛だぁい好き💛だってこれだだけ醜かったら。自分の醜さを忘れられる気がするもの

 

 屋上にでる蜜蟻。

 蜜蟻は、今回の事件について語りだす。

 

 もしも能力者がみんな『同じ噂』を信じたら『本当』になるかもしれない。

 『学園都市伝説』は、その実験によってばらまかれた。

 それに便乗したのが『インディアンポーカー』だった。

 

 幽霊ちゃんと『学園都市伝説』は密接に繋がっている。

 幽霊ちゃんが知っている人が増えるほど『AIM拡散力場』が幽霊ちゃんと紐づけられます。

 そして、その力を幽霊ちゃんは無制限に受け入れることができる。

 

 これが『内部進化』でやろうとしていたこと。

 

 蜜蟻は、呟きます。

 もしも、自分がレベル5だったらみんなを救えたのではないのか?

 

 「『キラキラ』は好き。だから私の目に届きませんように。届いたら。きっと。ぐちゃぐちゃに壊しちゃう

 

感想

 なんか、切なくなりました。

 蜜蟻も一方通行と同じように学園都市によって狂わされた人間でした。

 

 特にキラキラしたものが好きなのにそれを見てしまうと壊してしまいたくなる衝動。

 見事に壊れていますね。

 

 でも、彼女は仲間思いでしたね。

 自分のレベルが足りなくて救えなかったことを悔いていました。

 救えなかった事って『内部進化』の崩壊のきっかけになった事件ですよね。

 だから、今度こそは『内部進化』を成就させる。

 

 蜜蟻の考えは理解できますが納得ができないって感じですね。

 そのためにかつての実験仲間を巻き込んでしまうのが納得できません。

 

 そして、気になったのが北条でした。

 彼女は、『内部進化』の被験者ではありませんでした。

 なら、どこでこの実験に介入する事になったのでしょうか?

 彼女の存在がカギを握っていると思います。