こんにちは、トマトです。
今回は『エデンの檻』の感想をあげたいと思います。
あらすじ
これと言って取り柄のない中学生であった主人公、仙石アキラは、中学3年の修学旅行でグアムから日本への帰る途中、搭乗していた飛行機の故障によって、地図に存在しないジャングルに墜落してしまう。ジャングルには絶滅したはずの古代生物が棲息しており、アキラは巨大な鳥や動物に襲われながら同級生たちと合流し、協力や衝突を繰り返しながらサバイバルの日々を送ることになる。大事故にもかかわらず、外部からの救助や連絡が無い状況で、島内には絶滅動物や自然毒・天災など自然の脅威、そしてアキラを含めた横浜明協学園中等部の中学生・教員205名、一般客115名の計320名以上の乗員乗客たちによる、欲望や憎悪が跋扈する。
感想
エデンの檻は、本当に面白い作品でしたよ。
自分も連載中は夢中で読んでいました。
主人公であるアキラが乗っていた飛行機が不時着するところから物語がはじまります。
飛行機から放り出されたアキラの目の前にいたのが、見た事のない動物でした。ただの動物ではありませんでした。はるか昔に絶滅したはずの凶暴な動物が沢山いました。
これが本当に怖いんですよね。
未知の動物に対してアキラを徹底的に追い詰めていきます。
一難去ってまた一難というのはこの事ですよ。
凶暴な動物が襲いかかってくる。動物から逃げた先には、違う凶暴な動物が襲ってくる。常に緊張感がある展開が続き、読む手が止まりませんでしたよ。
もうね、絶望的な展開が続きまくるんですよね。アキラ達は、無事に生き残ることができるのか。どう困難に乗り越えていくのか。これを考えるのが本当に楽しいですよ。
魅力的なキャラが沢山登場します。
問題事の中心には、必ずいてクラスの人気者のアキラ。
誰とも関わることもなく一人でいる矢頼。
アキラは、決して高い能力を持っている少年ではありません。しかし、アキラの必死な姿に沢山の人間が集まってきます。
矢頼は、圧倒的な強さを誇ります。その強さに惹かれて人が集まってきます。
こんな二人が別々の場所で活躍していきます。これが面白いんですよね。まったく別のタイプの人間が活躍を見れるんですよね!