メリーバッドエンド

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完璧なリーダーはもういらない 感想・ネタバレ

こんにちは、トマトです。

今回は『完璧なリーダーはもういらない』の感想をあげたいと思います。

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内容

第一章 どんな人もリーダーになれる。

リーダーに必要なのは、優秀である必要はありません。

必要なのは

 

・~したいという自分意思を発信する。

・リーダーシップと同じくフォロワーシップも意識する。

・相手の言葉に振り回されない。

・相手の心を震えさせられる人間になる。

→その為には、チームを共感させられる『WHY』を共有する。

 

第二章 愚者風のリーダーシップのススメ

リーダーシップには、2種類あります。

賢者風のリーダーシップ

→みんなを引っ張りながら発揮するリーダーシップ。

愚者風のリーダーシップ

→先頭に立って引っ張る形ではなくて「どうすればいいと思う?」と聞いてチームを動かしていく。

 

愚者風のリーダーシップの動き方

・対話を大事にして、相手の考えを引き出す。

・自分の意見とは異なる意見が出ても、対立するのではなく「なぜ、相手がその考えを持ったのか?」を理解する。

・トラブルが起きた時に『解決』するのではなくて、『解消』する。

・『正解』を求めるのでなくて、自分なりの『回答』を求める。

・『結果』よりも『過程』を大事にする。

・コミュニケーションの『量』を大切にしていて相手に理解してもらう。

第三章 自分らしいリーダーシップを発揮するコツ

リーダーシップは、組織の形によって変わる。

賢者型のリーダーシップ

ヒエラルキー型。ヒエラルキー型は、階段構造になっている。1番上は、社長などが一般的。トップが指示を出して、トップダウンにより下が動く。

愚者風のリーダーシップ

→ネットワーク型。個人の強みを生かす仕組み。メンバーの個性や得意な分野での活動を促す。

 

愚者風のリーダーシップのコツ

・『事実』には真摯に向き合い、対処する。相手の『解釈』には固執せずに受け流す事が必要。

・メンバーそれぞれの得意分野を活かし、チームのポテンシャルを上げる。

・あと少し頑張る精神。今よりも『ちょっと』だけがんばろという気持ち。

・こころがくじけそうになった時は、「それはちょうどいい」で乗り越える。

・夢中な状態を作り上げる。今の自分が『不安ゾーン』『夢中ゾーン』『退屈ゾーン』のどの状態にいるか把握する。そして、『夢中ゾーン』になれる環境を作る。

・自分の強みを知る。

 

第四章 チームの成長とリーダーシップ

チームには、必ず始まりと終わりが存在する。

・チームメイキング

→チームの個性を活かすには『ビジョン』を明確にする。そして、内面の多様性に富んだ人材集めが必要不可欠。

・チームビルディング

チームには4つの発達段階がある。

→形成期

コミュニケーションの『量』を増やして、『団』に成長させる。

→混乱期

コミュニケーションの『質』を上げる。そして、チームは成長する。

→規範期

『混乱期』を乗り越えたチームは、各々がチームの役割を考え、率先して動く。

達成期

第五章 魅力的なリーダーが備えているもの

魅力的なリーダーが持っているもの

・失敗する覚悟

・協力関係が欲しいなら誰より考えて、誰よりも早く行動する。

・アシスト時は、自己犠牲や干渉をせずに最後まで見守る姿勢。

まとめ 

本書は『宇宙兄弟』を例にして書いてあるので、『宇宙兄弟』を読んだことがある人には読みやすい一冊になっています。

 

ぜひ読んでください。