メリーバッドエンド

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名探偵コナン ハロウィンの花嫁 感想・ネタバレ

こんにちは、トマトです。

今回は『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』の感想をあげたいと思います。



あらすじ

ハロウィンが間近に迫ったある日、コナンたちは渋谷の結婚式場で行われる高木渉と佐藤美和子の結婚式に招待され、参列する。しかし、その最中に式場に複数の男が押し入り、高木が佐藤を庇って撃たれてしまう。しかし、この結婚式と男達の襲撃は、目暮警部の同期である元刑事・村中努の結婚式を警護するための訓練であった。近日同じ式場で結婚式を挙げる予定の村中に、何者かから結婚式を襲撃するとの脅迫が届いていたのだ。ペイント弾が本物の血のように服についた高木を見た佐藤は、高木の背後に、東都タワーの爆弾事件の時に目にした死神の幻を再び見てしまう。

同じ頃、その爆弾事件で佐藤達が逮捕した爆弾犯が脱獄しており、"安室透"こと公安警察の降谷零と風見裕也が追跡していた。2人は爆弾犯の男を追い詰めるも、男の首には首輪爆弾が仕掛けられており、それが爆発。風見がその爆風で吹き飛ばされ、落下しそうになる。すぐさま降谷が風見を助けようとするが、そこに謎の仮面の人物が現れ、降谷は同じ首輪爆弾を付けられてしまう。

翌日、警視庁から帰ろうとしていたコナンたちは、警視庁の前で外国人の男性とすれ違う。その男性が一枚の紙を落としたため、灰原が拾って男性に渡すが、その直後に男性が持っていたタブレットが爆発。男性は爆死し、灰原がその爆風で吹き飛ばされ、車道に投げ出されてしまった。彼女を助けようと咄嗟に小五郎が駆け寄るが、そこにトラックが接近。小五郎は灰原を庇ってトラックに轢かれ、負傷してしまう。

その後の捜査で、爆死した男性の身元特定が難航していたが、遺留品から「捜査一課」の肩書が入った松田陣平の名刺が出て来たことから、その男性は松田が一課にいた僅か一週間の間に出会った人物ではないかと推測された。佐藤は早速、当時の日誌の調査を始める。こっそり付いてきたコナンと共に当時を振り返った佐藤は、松田が殉職する前日の11月6日、警察学校の同期である萩原研二の墓参りをしていたことを突き止め、その帰りに何かの事件に関わっていたのではないかと推測する。しかし、佐藤と高木が捜査を進めようとした矢先、風見がやってきて、事件の捜査は公安が担当するから捜査一課は手を引けと迫られる。公安の一方的な命令に、佐藤は納得がいかない。

その後、コナン達は小五郎の見舞いに行くが、そこに例の結婚式の警護対象である村中が、婚約者のクリスティーヌ・リシャールと共に見舞いにやってきた。コナン達は、2人に昨日見られなかった式場から見える景色を見せてもらう約束をする。その帰り道、コナンは蘭に小五郎の看病を任せて1人になると、待ち受けていた公安の男たちに目隠しをされてとある場所に連れていかれ、地下の強化ガラスで作られた部屋に隔離された降谷と会う。降谷は、3年前の11月6日に何があったのかを語る。 その日、降谷は警察学校時代の同期であった松田陣平・伊達航・諸伏景光と共に萩原研二の墓参りをし、その帰りに爆弾事件に関わり、仮面で顔を隠した謎の爆弾犯に遭遇。松田が爆弾を解体し、降谷と諸伏が爆弾犯の肩を撃ち抜いて負傷させ追い詰めるも、あと一歩のところで取り逃がした。その時犯人に人質にされていたのが、タブレットが爆発して死亡した例の外国人男性で、松田の名刺はこの時に渡したものだった。さらに、東都タワーの爆弾事件の犯人が何者かの手引きで脱獄し、首輪爆弾で爆死したこと、そして自分も同じ首輪爆弾を取り付けられたことを語り、身動きが取れない自分の代わりに事件を調べてほしいとコナンに依頼する。

翌日、コナン達は村中とクリスティーヌの案内で式場の見学に訪れ、窓から見えるハロウィンの装飾がなされた渋谷の景色を楽しむ。そこに、クリスティーヌに友人から電話がかかってくる。プレゼントを渡したいので近くまで来てほしいと言われるが、村中とクリスティーヌはこれから式の打ち合わせがまだあるため悩む。すると、元太たち少年探偵団が代わりに受け取りに行くと申し出る。クリスティーヌは子供たちに感謝し、友人から指定された場所を地図に書いて渡し、プレゼントの受け取りを依頼。コナン達は地図の場所に向かう。しかし、そこは誰もいない廃ビルで、一室に入ると布に包まれた大きなものが置かれていた。コナン一人が部屋に入りその布を取ると、中にあったのは、水色とピンク色の液体が入った爆弾だった。同時に扉に仕掛けられていた罠が作動し、コナン一人が爆弾のある部屋に閉じ込められてしまう。コナンは爆弾の解体を試みるが、爆発まで時間がないため断念。そばにあったポットと自分の上着で爆弾の2色の液体を採取し、元太達の助けを借りて爆発寸前に何とか脱出した。その後、コナンは、自分が採取した爆弾の液体と、爆発前に撮影した爆弾の写真を公安に渡す。

コナン達が式場に戻ると、爆破事件のことを聞いていたクリスティーヌは、子供たちが無事だったことに目に涙を浮かべて安堵する。その後、彼女が友人に電話して確認すると、プレゼントを渡す旨の電話はしていないと証言。このため、廃ビルの爆弾は、犯人が友人を装ってクリスティーヌを誘い出し、彼女を殺すために仕掛けられた罠だと推測された。

その後、コナンが撮影した爆弾の写真から、今回の爆弾と3年前に降谷が遭遇した爆弾犯の爆弾が酷似していることが判明。降谷は、やはり今回の犯人は3年前の爆弾犯と同一人物だと確信する。さらに、コナンが採取した爆弾の液体を調べた結果、犯人が「プラーミャ」と呼ばれる、世界各地で特殊な液体爆弾を用いて活動している殺し屋であることが判明する。その頃、廃ビル爆破事件の捜査をしていた千葉刑事が、何者かに拉致されてしまう。千葉を拉致した人物から警察に「千葉を返してほしければ松田刑事を連れて来い」と脅迫があり、高木が松田刑事に変装して取り引きに向かうことになった。

果たして、高木は千葉刑事を無事に取り戻せるのか。そして、3年の時を経て日本で再び活動を開始した爆弾犯「プラーミャ」の正体は誰なのか。複雑に絡み合う謎にコナンが挑む。しかし、プラーミャの真の計画はまだ終わっておらず、ハロウィンで賑わう渋谷全体を巻き込む巨大な罠が仕掛けられていることを、まだ誰も知る由はなかった。

 

感想

いや~良かったよ!

しっかりエンタメしていて良かった。

 

特に凄いと思ったのが過去の事件と現在の事件がリンクしていて良かった。

 

過去では、安室たちの警察学校側の事件が描かれていました。一人一人のキャラクターの特徴も分かりやすく描いていて、警察学校組のことをよく知らなくても楽しめました。

 

そして、現代の事件。高木たち現代の刑事の活躍もかっこよく描かれていました。

ほぼ全員のキャラクターに見所がありましたよ。

 

そして、登場するキャラクターも多いのが特徴です。キャラクターが多く登場するが、キャラクターが物語が退場する流れが綺麗で良かったですよ。

 

一番良かったのがラストに流れた『キミがいれば』が鳥肌モノでしたよ。まさか、この曲を聴けるなんて思っていませんでしたよ。

 

だが、残念だったのがラストのシーンがコナンと安室の活躍が中心だったことです。CMで佐藤と高木がかなり描かれていたのに、肝心なところでは、蚊帳の外でした。もっと活躍をさせても良かったんじゃないのかなと思いましたよ。