こんにちは、トマトです。
今回創訳は『創訳とある魔術の禁書目録5巻』の感想をあげたいと思います。
前回の内容
前回は、人が消えたロサンゼルス。上条さん・インデックス・オティヌス・ステイル・神裂の5人で調査をしました。
ロサンゼルスの消失の原因は、アメリカの副大統領のダリス=ヒューレインでした。ダリスは、アメリカを守る為にアンナ=シュプリンゲルと手を組みました。
しかし、上条さんとロベルトによって阻止されました。
一方、R&Cオカルティクスはアレイスターと脳幹によって全滅させられた。
あらすじ
①目を覚ますと上条さんの前には、金髪の少女・アリスがいた。
②熱帯雨林のど真ん中にある近代的なスタジアム。アンナ=シュプリンゲル・アラディア・ボロイサキュバスがいた。アラディアは、アンナに挨拶するように促す。しかし、アリスの姿はなかった。
③刑務所の牢屋に入る一方通行。一方通行は、クリファパズル545を呼び出す。
④上条さんの事を『先生』と呼ぶアリスと補習を受ける上条さん。
⑤囚人を輸送する列車・『オーバーハンティング』が出発する。
⑥駅のホームで買い物をする上条さんとアリス。駅のホームに『オーバーハンティング』が突っこんでくる。
⑦上条さんは、アリスの事を黒子に頼む。
⑧上条さんは、駅構内で探索をする。駅のホームが溶けている事に気が付く。そこには、花露妖宴がいた。妖宴に警戒して一歩下がろうとするが、上条さんを探しに来たアリスにぶつかる。
⑨黒子は、駅構内を調査する。
⑩凶悪な光が上条さんを襲う。『幻想殺し』で対処するが、アリスに止められる。
⑪フリルサンド#Gに襲われる。上条さんは、アリスを逃げるように促す。そして、妖宴を助ける。
⑫上条さんが自分を助ける事に狼狽えながらも、妖宴は虫を使ってフリルサンド#Gに応戦する。
⑬無事にフリルサンド#Gから逃げきった上条さん達。しかし、そこに黒子が妖宴を捕まえに来た。黒子は、妖宴に金属矢を放つ。上条さんは、妖宴をかばい金属矢に当たってしまう。
⑭上条さんに助けられた事に恩義を感じていた妖宴。妖宴は、上条さんを治療する。
⑮フリルサンド#Gの接近に気が付く上条さん。上条さんは、フリルサンド#Gの攻撃を受けてしまう。
⑯フリルサンド#Gに襲われたと思ったら、次は楽丘豊富がフリルサンド#Gを襲う。
⑰駅から逃げ出すが、ベニゾメに襲われる。
⑱ベニゾメの襲撃から逃れる上条さん達。一行は、状況を整理する。
⑲上条さんは、フリルサンド#Gにドレンチャー=木原=レパトリに会わせれば、フリルサンド#Gが止めるのではないかと考える。そこで、上条さんは『ハンドカフス』に関わった他の『暗部』の情報をベニゾメがら入手しようとする。
⑳ベニゾメから第10学区にフリルサンド#Gを研究していたラボがあるかもしれないと情報を得る。
㉑ラボにある機械を使い、幽霊化したレパトリを出して、フリルサンド#Gとレパトリを再会させる。無事にフリルサンド#Gを助け出す。
㉒ 「アリス。これは何だ?」
㉓今まで起きた出来事は、アリスの魔術によるものだった。
㉔アリスは、魔術によって上条さんを助ける為に魔術を使っていた。しかし、上条さんはそれを拒む。
㉕アリスの魔術から解放された上条さん。上条さんの体は、ボロボロだった。自分の体を治療した後、駅を調査する。正体不明の何かに襲撃を受ける。
㉖謎の襲撃者から逃れた上条さん。その先にはアレイスター・クロウリーと再会する。
㉗アレイスターは、上条さんに救いを提案する。しかし、上条さんはそれを拒む。
㉘駅を調査する黒子。黒子は、豹変した鉄装に見つける。鉄装は、『ハンドカフス』で『警備員』が死んでいったことにショックを受けて、変わってしまった。
㉙鉄装に脅されて従っている楽丘のどかに黒子は、襲撃を受ける。のどかから逃れた黒子は、上条さんと合流する。
㉚上条さんは、黒子と共に妖宴を追いかける。そして、鉄装も妖宴を探しはじめる。
㉛妖宴の襲撃を受けながらも、妖宴の下に辿り着く上条さん。妖宴は、鉄装達と交戦していた。上条さんは、妖宴を守ろうとするが、守り切れない。しかし、そこに楽丘豊富が参戦する。
㉜上条さん達と鉄装達の戦いに一人の『警備員』が介入した。それは、黄泉川だった。黄泉川と鉄装は、自身の信念をぶつけ合い、鉄装は倒れる。
㉝一方通行から連絡があった。一方通行は、リサコを助け出せと告げる。
㉞上条さんと黒子は、フリルサンド#Gを探しに学園都市の禁忌に向かう。
㉟学園都市の禁忌では、木原端数によってリサコは、追い詰めていた。
㊱上条さんは、リサコを助ける為に木原端数と交戦する。木原端数の能力の秘密が分からないので、上条さんは苦戦する。
㊲リサコの救いを求める声に反応したのは、上条さんだけではなかった。浜面・ソダテ・レデイバード・木原脳幹・クリファパズル545・風斬氷菓によって木原端数は、倒される。
㊳無事に事件を解決した上条さんの下にアンナが訪れる。アンナは、アリスを向かいに来た。アリスは、アンナと共にスタジアムに戻る。アリスは、上条さんに興味を持ち始めた。アリスから興味が自分達からそれてしまった事に怒るアラディア。
㊴アレイスターは、第七学区で目的を果たす。
感想
面白かったよ~。
『暗部』抗争に上条当麻が介入したらどうなるか?その答えを見せてもらったような気がします。
それでは、キャラごとの感想を書いていきたいと思います。
一方通行
無事に刑務所に入りましたね。
刑務所の中には、一方通行が暇にならないように様々な設備がありましたね。こんなに設備がある牢獄は、他にはないよ。
牢獄にはいった一方通行は、自身の能力を使って壁を破壊しようとしました。ちゃんと自分を閉じ込められるようになっているのか。壁は破壊できませんでした。
そして、12月29日の事件も全部、見ていましたね。
上条さんとの電話。相変わらずギスギスしてましたね。
この二人の関係は、この感じがいいですね。
浜面の第一位を超える存在になりたい。その宣言を聞いて一方通行は、小さく笑っていましたね。
一方通行が理想とする学園都市に近づいていますね。
ベニゾメ
今回は、いいように利用されていました。
アリスの世界では、情報をだすだけに出てきて、鉄装の時は、技術を利用されていました。
しかし、最後の最後で抵抗しました。
黄泉川先生を鉄装の下におびき寄せました。
楽丘豊富
無事に生きていたんですね、
良かった!
今回の彼は、お兄ちゃんとして戦っていましたね。
妹である楽丘のどかを守る為に鉄装と戦いました。
花露妖宴
チョロインだったよ。
この子は‼
『ハンドカフス』では、大暴れした妖宴。
今回は、上条当麻というイレギュラーで意外な一面が見れましたね。
アリスの世界では、上条さんに助けられた事で上条さんと行動を共にしました。
フリルサンド#Gからの襲撃や大けがをした上条さんと治療するなど。
頼りになるお姉さんって感じでしたね。
現実の世界でも、上条さんに助けられた事で共に鉄装と戦いました。
戦いの途中で、過愛と再会しました。
この時の妖宴がもの凄く嬉しそうで良かった。
鉄装綴里
とある科学超電磁砲で登場していた鉄装。
鉄装は、不器用な『警備員』として描かれていました。
しかし、『ハンドカフス』を経て彼女は変わってしまいました。
『ハンドカフス』では、沢山の同僚が死んでしまった。
だから、鉄装は考えた。
犯罪を犯す子どもを管理する事で被害を減らせるのではないかと。
しかし、その考えは黄泉川先生によって打ち砕かれました。
黄泉川先生
黄泉川先生は、カッコイイ先生でしたね。
『ハンドカフス』で同僚が死んでしまった。
それでも黄泉川先生は、子どもを守る為に戦っていました。
今回は、暴走した鉄装を止める為に戦いました。
悪党は善人になれない。
そう断言する鉄装に一つの答えを言います。
そんな道から外れた怪物の事を言いました。
一方通行の生き様は、レベル5だけではありませんでしたね。
悪党の名乗り自身を卑下していた一方通行。
でも、自分は自分と答えを出した一方通行。
そんな道を歩んだ一方通行を黄泉川先生はちゃんと見てましたね。
フリルサンド#G
アリスの世界では、レパトリの復讐の為、暴走してました。
上条さん達の活躍によってレパトリと再会して落ち着きを取り戻してました。
現実世界では、木原端数からリサコを助ける為に動いていました。
しかし、フリルサンド#Gでは木原端数に勝つことができませんでした、
だから、他の人の力を借りる事にしました。
木原端数
じじい生きていたのかよ!
『ハンドカフス』で浜面に殺されたと思っていました。
しかし、木原は簡単には死にませんでした。
なんと、人口幽霊になって生存してました。
不死の存在になる為にリサコを刺激してました。
上条さんさんとの戦いでは、圧倒していました。
しかし、浜面仕上の参戦によって押され始めました。
メルザべスの手を借りてレデイバードによって追い詰められて。
成長したリサコによって違う位相に飛ばされて。
風斬氷菓によって倒されました。
白井黒子
『ハンドカフス』を経ても黒子は、変わりませんでした。
自身の正義に基づいて動いていました。
例え『暗部』の人間であっても保護をする事を考えていました。
その考えが、上条さんを安心させていました。
今回は目立った活躍がありませんでしたけど、次回がどんな活躍をするか楽しみになります。
アレイスター・クロウリー
上条さんと再会しました。
アレイスターに再会して、喜び泣き崩れている上条さんを見て、なんか嬉しそうでしたね。
今回の事件を解決させる為に手を貸すことを提案していました。
上条当麻では、解決することができない。
しかし、上条さんはそれを拒みます。
上条さんと争う事を嫌がったアレイスターは、上条さんの進む道を見守りました。
そして、上条さんとが戦っている裏で、アレイスターは、とある目的を果たしていました。
それは、窓のないビル跡地にあった科学サイドの情報を検索できる装置でした。
そして、アンナ=キングスフォードと呼ばれる人間?に反撃宣言をしました。
アリス
今回のキーパーソンでした。
アリスは、アラディアが所属している組織で重要人物です。
上条さんが目を覚ますとアリスがいました。
12月29日の事件を上条さんと共に行動しました。
最初は、アリスが使う魔術によってストーリーが進行していました。
アリスが使う魔術は、本来なら繋がりのないもの通しを連結し、ありえない仮説や論理を安定化させ、最適以上の現実を創り出す。
チートじゃん。
しかし、上条さんはアリスの魔術を拒み自分で事件の解決に挑みます。そんな上条さんをアリスは見守ります。
無事に事件を解決したので、アンナがアリスを向かいに行きました。
上条さんがこれ以上自分達がいる世界に踏み込まないように忠告しました。
アリスは、アラディアの所属している組織で重要人物でしたね。恐らく、アリスが使う魔術が狙いだと思います。
だから、アラディア達はアリスの起源を損ねないように気を付けていました。
しかし、アリスが上条さんに興味を持ち始めたので、アラディア達は怒っていましたね。
それにしても、アリスって何者なんですかね。
魔術サイドのインデックスやオティヌスが何にも反応を示していないんですよね。
インデックスは、イギリス清教がわざとインデックスに知識を与えてないと考えられますけど、オティヌスが反応できていなかったのが違和感あります。
浜面仕上
病院から抜け出してリサコを助けに行きました。
段々上条さん化していってますね。
このおとこはいいところを取っていきますよね。
上条さんが木原端数に苦戦している時に参戦しました。
木原端数が幽霊化している現象の仕組みに気が付き反撃していました。
上条さんとは、違い物理現象には頭の回転が速いですよね。
木原端数の仕組みに直ぐに気がついていましたよね。
チンピラとして活動していた時の経験が生きていたんすかね。
上条当麻
今回の敵は上条さんとの相性が最悪でしたね。『幻想殺し』が生かせる場面がありませんでしたね。
アレイスターも一方通行も上条当麻が関わるべき事件ではないと言っていました。
アレイスターにいたっては、死ぬと宣言していました。
改めて思うと、『暗部』の事件に上条さんが絡む事は少なかったですよね。
旧約15巻・旧約19巻では、上条当麻がいない戦いでした。
上条当麻を効率よく成長させる為に学園都市は作られていました。
『暗部』の事件でも上条当麻の成長は見込めますけど、上条当麻の介入はありませんでしたね。
アレイスターは、意図的に上条当麻が介入できないように操作していたんですかね。
それでも、上条さんは活躍しましたね。
上条さんの人格は、『暗部』で生きてきた人間にはなかった人格でした。
特に妖宴にとっては、物凄く影響がありましたよね。
何の理由をなく自分を助けてくれる上条さんを意識してましたよね。
アラディアが所属している組織
アラディア達は、公文書や報告書、あるいは手紙や書簡、常軌を逸脱した走り書きをした文書、それらを軸に作られた存在なのかな?それっぽい事が書かれていましたね。
今回気になった点
アレイスターが言っていた人妻。
これって誰の事なんすかね?
人妻で出てくるのは、フレイヤぐらいですよ。
そして、アンナ=キングスフォード。
彼女は、英国ヴィクトリア朝の神秘主義者にして社会活動家です。初期の女権論者であり、動物実験反対運動の指導者。神秘キリスト教を提唱して、「黄金の夜明け」団の創立者たちに深い影響を与えました。
アンナってアンナ=シュプリンゲルと同名ですよね。
アンナ=シュプリンゲルとどんな関係があるんですかね。
次回も気になります。