こんにちは、トマトです。
今回は『ソードアートオンライン』17巻の感想をあげたいと思います。
あらすじ
ついに現実世界のプレイヤーたちがアンダーワールドに到達し……!
――≪光の巫女≫アリス。
――≪闇の軍勢≫すべてを犠牲にしてでも、我が手中に収める。
≪最終負荷実験≫二日目。整合騎士による命がけの奮闘により劣勢になった≪ダークテリトリー軍≫は、卑劣な手段で反抗を開始する。
アンダーワールドを外部から観測していた米軍傭兵・クリッターが、現実世界の人間たちを最終決戦に投入する。
全米のゲームコミュニティサイトで≪本格派VRMMOゲームのベータテスター募集≫と称し、騙してログインさせたプレイヤー数は、五万人を超えた。
闇の軍勢の増援に、絶体絶命となる≪人界軍≫。スーパーアカウント・ステイシアでログインしたアスナ一人では到底太刀打ちできなかった。
そこに、アンダーワールドで言い伝えられてきた創世の神々が舞い降りる。白く輝く太陽神ソルスと、優しく暖かい地母神テラリア。その二柱は、シノンとリーファの姿をしており……。
感想
前巻は、アンダーワールドで生きてきた人達の戦争でした。
しかし、今回は違います。
アンダーワールド対現実世界のプレイヤーの構図になっていました。
ゲームだと言われてにアンダーワールドにログインしたアメリカのプレイヤー。
プレイヤーは、目の前にいたダークテリトリー人を襲いはじめます。
ガブリエル・ミラーの行動に納得がいかないダークテリトリー人は、反逆に近い事をします。
それは、人界軍との共闘でした。
熱い展開ですよ。
今まで敵同士だった人間が共通の敵が出てくると力を合わせて戦う。
この展開はいいですよ。
しかし、アンダーワールド人が力を合わせてもアメリカのプレイヤーに押されていきます。
絶体絶命のピンチかと思った瞬間、クラインをはじめとする日本人プレイヤーが参戦しました。
・・・熱すぎる展開ですよ‼
日本人プレイヤーが参戦するきっかけになったリズベットがした演説も良かったですよ。
仮想世界だって現実世界と同様に出会いや別れや笑顔や涙がある現実。
これってソードアートオンラインのテーマなんだと思いました。
仮想世界も現実世界と違いはないんだと。
日本人プレイヤーの参戦もあって追い詰められていくガブリエル・ミラー達かと思ったら中国・韓国のプレイヤーも参戦しました。
その中には、SAOではラフィン・コフィンのリーダーPohがいました。
Pohはキリトを殺そうとします。
ガブリエル・ミラーもアリスに近づいていきます。
現実世界での戦いも終わりが近づいてきます。
長かったアンダーワールド編も終わりが近づいてきましたね。
どんなクライマックスになるか楽しみです、