とある魔術の禁書目録9巻の感想をあげたいと思います。
前回の内容はこちら
tako931.hatenablog.com
今回は、学園都市の運動会・大覇星祭です。
どんな運動会が展開されるのでしょうか?
あらすじ
学園都市最大級行事「大覇星祭」。それは、超能力開発機関である学園都市に存在する全ての学校が合同で体育祭を行う、という超大規模イベントだ。その行事には、もちろん上条当麻も参加する。しかし彼の“不幸”は健在で、空腹のインデックスには噛みつかれ、大覇星祭運営委員の吹寄制理には糾弾され、御坂美琴には競技中にビリビリを喰らわされ…!?そんな中、謎の霊装『刺突杭剣』を巡り、とある魔術師が学園都市に侵入した。オリアナ=トムソン。魔術業界屈指の「運び屋」で、『追跡封じ』と称される彼女の目的とは…!科学と魔術が交差するとき、上条当麻の物語は始まる―。
内容
序章 第三者から見た準備期間
学園都市に入って興奮する上条夫婦。
そこに常盤台中学を探している女性に話しかけられる。
常盤台中学は、大覇星祭のパンフレットに載っていなかった。
しかし、女性が探している人は近くにいた。
そのやり取りの近くでは、上条さんと美琴が会話していた。
上条さんと美琴は大覇星祭で掛けをしていた。
第一章 炎天下の中での開始合図
1
学園都市のトップアレイスターとイギリス清教のトップローラは、通信をしていた。
ローラは、学園都市の中に侵入した人間を捕まえるために魔術師の侵入をできるように取引する。
侵入した魔術師とは、オリアナ=トムソン。彼女は、ローマ教会の一人リドヴィア=ロレンツェッティに雇われている。
仕事の内容とは、刺突杭剣の取引である。
刺突杭剣とは、対聖人用の兵器である。
2
大覇星祭の開会式を終えてだらける上条さん。
上条さんは、インデックスに次の競技場に向かうように言う。
上条さんは、クラスメイトと合流する。
しかし、クラスメイトは先日の作戦会議や開会式によって倒れている。
そこにクラスメイトで実行委員である吹寄が合流する。
吹寄は、この状況になったのは上条さんの責任だと言って上条さんを責める。
しかし、上条さんの不幸によって吹寄がホースの水を被ってしまう。
近くで上条さんの担任の先生の子萌先生と次の競技の学校の先生が会話していた。
子萌先生は、学校の設備が悪いのは通っている生徒の質が悪いからだと責められる。
子萌先生は、今の罵倒は自分のせいであって生徒は悪くないと告げるように言った。
「みんなは、おちこぼれなんかじゃありませんよね・・・?」
このやり取りを上条さんのクラスメイトは見ていた。
そして上条さんは言う。
「もう一度だけ聞く。お前ら本当にやる気がねえのかよ」
3
上条さんの学校の応援席にいるインデックスと美琴。
美琴は、上条さんが異様なテンションになっているのに驚く。
4
棒倒しに奮闘する上条さん達。
5
上条さん達は、試合に勝った。
上条さんは、インデックスと離れてしまったので教室にある携帯電話を取りに行った。
そこで吹寄の着替えの見てしまう。
6
上条さんは、インデックスを合流する事ができた。
インデックスとご飯を食べるために屋台を探す。
しかし、屋台は遠い場所にある事を知り落胆するインデックス。
7
美琴は、借り物競争をしていた。
インデックスは空腹で怒って上条さんに噛み付こうする。
しかし、上条さんは美琴に連れていかれて噛みつくことを失敗する。
8
美琴は、上条さんを連れていくことに成功して借り物競争で一位を取る。
9
美琴と離れた。
インデックスを探すが土御門とステイルが話しているのを見かける。
行間 一
モニター越しで美琴が活躍しているのを見る黒子。
第二章 魔術師と能力者の競技場
1
上条さんは、ステイルと土御門から今回の事件の内容を聞く。
2
上条さんは、今回の事件に関与している刺突杭剣の効果を聞く。
刺突杭剣
切っ先を向けただけで距離も障害物も関係なく聖人を殺すことができるとされる
刺突杭剣を所有していると思わせるだけで魔術サイドの戦力図が変わる。
それを防ぐために土御門達は動いている。
上条さんは、インデックスに相談しようとするが土御門に拒否される。
インデックスが事件に関わる事によって他の魔術結社が学園都市に入る口実ができる。だからインデックスは、事件に関与できない。
3
インデックスは、子萌先生に出会う。
子萌先生は、インデックスが上条さんと一緒にいられないことで悩んでいる事を知る。
そして子萌先生は、とある事を提案する。
4
インデックスを探す上条さん。
そして着替え中のインデックスを見つける。
5
吹寄と共に次の競技場に向かう。
6
上条さんは、吹寄と歩いていると金髪の女性とぶつかる。
上条さんは、女性と握手する為に右手を出す。
右手が何かの異能を消した。
そして上条さんは、女性と別れる。
上条さんは、右手を消したのが魔術だと答えを出すと追跡を始めた。
7
金髪の女性・オリアナは、リドヴィア=ロレンツェッティに現状を報告する。
8
上条さんは、土御門達と共にオリアナを追跡するが逃がしてしまう。
魔術を使ってオリアナを探すことに決める上条さん達。
9
土御門が術式を構築してステイルが魔術を発動させる。
しかし、オリアナの罠に引っかかってしまいダメージを受けるステイル。
罠に使ったのを魔導書の原典・速記原典だと考える。
土御門とステイルは妨害に使っている速記原典を探す為に魔術を使おうとする。
ステイルがもう一度倒れてしまう可能性があるのに。
第三章 追う者と逃げる者の戦略
1
クラスメイトの元に辿り着く吹寄。
上条さんがいないことに気が付く。
2
速記原典の場所が分かる上条さん達。
3
速記原典が競技場の中にあることを知ると上条さんは、競技場に選手として侵入する。
土御門は、上条さんに教える。
速記原典の近くで魔術を行使するとステイルみたいに倒れてしまう。
しかも魔術とは、触れてしまうだけでも速記原典が反応してしまう。
4
選手として試合に潜り込んでいる上条さんと土御門。
速記原典を探すが間に合わず試合の審判をしていた吹寄が倒れてしまう。
上条さんは、一言宣言した。
「これがテメエのやり方だって言うなら。無関係な人間をさんざん巻き込んだ挙句に、それを見て何も感じないって言うなら」
「テメエのふざけた幻想は、俺が跡形も残さずぶち殺してやる」
行間 二
カエル顔の医者の治療を受ける吹寄。
第四章 戦いの結末は勝利か否か
1
自分の力の無さを悔いるステイル。
上条さんが速記原典を壊した事で魔術を使えるようになる。
2
オリアナは、無人バスに乗って逃げる。
ステイルは、オリアナが乗ったバスを仕掛けていた罠を使って止める。
オリアナは、上条さんと土御門と戦う事になる。
オリアナの魔術によって倒れる土御門。
3
オリアナの豊富な魔術によって苦戦する上条さん。
オリアナの魔術は、一度しか使えないが様々組み合わせによって沢山の魔術を使えるようにしている。
4
上条さんは、オリアナの魔術の特徴を利用して反撃する。
上条さんは、オリアナの魔術は一度しか使えない。だから同じ方向からは攻撃はこないと判断した。
オリアナは、刺突杭剣が入っているであろう物を置いて逃げる。
5
刺突杭剣を壊そうとするがそこに刺突杭剣は無かった。
行間 三
1
オリアナは、次の作戦を考える。
2
ローラは、取引が目的ではなく使徒十字(クローチェディピエトロ)を使う事だと知る。
3
使徒十字(クローチェディピエトロ)の効果を知る上条さん。
使徒十字(クローチェディピエトロ)
ペテロの墓の上に立てられたと言う墓標で、大理石でできた十字架。
突き刺した土地をローマ教会の支配下に置いてしまうという効力を持つ。
具体的な効果は、ギャンブルのいかさまのように幸運と不幸のバランスを捻じげ、 何をやってもローマ教会に都合がよくなるようにするという運命操作的なもの。
幸運はローマ正教徒以外のものにも与えられるが、客観的な幸運というわけでは無論無く、どんなに不幸なことが起こっても幸運としか感じられないような状況を作り出す。
4
上条夫妻は、美琴と朝に出会った女性に出会う。
感想
いや~。
上条さんに日常はありませんね。
ゆっくりと運動会すらできない。
オリアナ達の狙いは刺突杭剣ではなく使徒十字であった。
でも、使徒十字を使うだけではオリアナが町中を歩き回る理由にはなりませんよね。
狙いは何でしょうか?
次回はこちら
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